注意
カタカナ表記の『ナイツ(Knights)』の項は漫才コンビの説明になっています。
概要
NiGHTS(ないつ)とは、セガサターン用ソフトの一つである。
長い時を経てwiiで新作が発表された。
セガサターン版ナイツ『ナイツ into Dreams...』とwii版新作『NiGHTS~星降る夜の物語~』では以下の相違点がある。
- ステージ編成が重層的に複雑になった
- ビジター(人間キャラクター)の変更
- 1stレベル・ナイトメアン(ナイツおよびリアラ)の衣装の変更
- 得点計算方法の変更
特に得点計算方法については、アクロバット飛行の扱いが大きく変更されたことで、より気軽にアクロバット飛行を繰り出せるようになり、飛行中の爽快感がUPしたと言えるだろう。
PS2への移植
2006年に生誕10周年を機にセガ上海でプレイステーション2への移植が計画されるが予想外のトラブルで困難を極めた。
原因としては「セガの本気」が主でセガサターン以上のスペックを誇るプレイステーション2で1ステージすらメモリーに入りきらないと言った事態が発生した。
他の要因として
- セガサターン版ソースはあったものの元の絵のデータは全滅。クリスマス版に至っては行方不明。
- ムービーの高画質データが現存せず。もう一度レンダリングし直そうにもデータを集めるも元素材が不完全、一部の足りない部分は目コピーで作り直しが確定。
- 移植作業開始4か月後にメインプログラマー4名中、3名が辞職願を同時に提出。危うくプロジェクトが破綻しかける。
- あるボスの挙動を検証するためにサターンの開発機材が必要に。レンタル倉庫から骨董品の如く一台が奇跡的に見つかる。
- この時点でプログラマーたちから「今からだと2年たっても完成しない」と言われてしまう。翌月に解析はある程度に抑え、残りは目コピーと言う方法で何とか進める。
- 前述の1ステージすらメモリーに収まらない原因が背景情報を升目に区切った座標の高さ情報だけで構成するという、恐ろしい圧縮方法を取っていたことが発覚。更にサターン開発機が寿命間近でしょっちゅう再起動、その上1台しかないためツインCPUの両方をデバッグできず、高度なプログラムはアルゴリズムが途中までしか追えないという事態に。
- A-LIFE(人工知能)の仕様書とプログラムが一致していないことが判明。プログラムを確認しながら修正することに。
- ナイツの挙動の調整。PS2のコントローラーの操作に最適化するように手直しする。
これらの要因と戦いながらも2008年にようやく移植が完了し、発売されることになった。
関連イラスト
関連動画
SS版OP
Wii版『NiGHTS~星降る夜の物語~』OP<ニコニコ動画>
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1157619
『NiGHTS~星降る夜の物語~』CM
外部リンク
関連タグ
- 電撃文庫FIGHTINGCLIMAX(背景に本作のステージをイメージした背景がある。のちに、下記のセハガガ学園が背景として追加された際に下記と同じく電灯の周りをくるくる回っている)
- Hi☆sCoool!セハガール(セハガガ学園内に色々なゲームの筐体などが置かれている中に、NiGHTSやファンタジーゾーンのオパオパの人形が電灯の周りをくるくる回っていたり、その電灯の真下には、ソニックの人形もある。)