概要
特異な出自ゆえにガストラ帝国に操られてきたティナは、物語冒頭で帝国の操りから解放され人間としての自我を持つが、目を覚ました場所は帝国が侵略するため攻め込んだ炭鉱都市ナルシェだった。ゆえに、町の自警団から帝国の手先として命を狙われたが、この時に気を失った彼女を「守ろうとした存在」が、ロックである。
その後に仲間になったエドガーもティナを守ろうとするが、ロック本人が自分の意思でティナを守ろうとする姿勢は協力者が増えても変わっていない。また、物語中盤で幻獣説得のためティナが抜擢されると、「ティナが行くなら俺も行く」とロックは宣言。それまでの物語でさまざまな仲間が加わり・抜けたが、それでも彼の姿勢に変化は見られず、生半可な決意ではないことがよくわかる。
FF6の移植版のTVCMで、ティナのコスプレをしながらFF6をプレイする女優が「また会えた、ロック」というシーンがある(オリジナル版のSFC版のTVCMにも、オードリーというティナのコスプレをする女優が登場している)。
おそらく6とロックをかけた駄洒落なのだろうが、公式が暗に「ロクティナ的な解釈もありだ」だとか「この二人は公式カプではないが男女バディだ」とほのめかしているのかもしれない(本編でロックと公式カップリングになったセリスは、ロックを最終パーティーに加入させてない場合はセッツァーといい感じになる。また、セリスはオペラ座の歌詞、ラスボス戦前の台詞など、重要なシーンではロックの名前を出さないのである)。