概要
初登場は『ドラゴンクエストⅣ』。どこか愛嬌のある毛むくじゃらな雪男のモンスター。
常に舌を出しているもののなめまわし系の攻撃は使わず、ドラゴンクエストⅣでは凍りつく息・ドラゴンクエストⅤでは雄叫びを使ってくる。
また、全身が体毛で覆われているため氷系の攻撃に強い。
時々倒すと仲間にすることが可能である。
ドラゴンクエストⅣでは、敵としては氷のダンジョンであるパデキアの洞窟にしか出現しないが、なぜか人間用の牢屋に閉じ込められていたり、離れ小島の一軒家で人間の老人と同居していたりする。
トルネコの大冒険シリーズでは、普段は4匹1組の集団(2×2の正方形)で眠り続けているが、トルネコが1組の中のどれかを攻撃すると4匹が一斉に起き出してトルネコを集団で襲い掛かる。
2倍速故非常に逃げづらく戦いづらいので、遭遇したら放っておくか、通路から遠距離攻撃で1匹ずつ対処するなど工夫が必要である。
ちなみにビッグスロースも4匹1組で眠っているが、こちらは横一列に並んでいる。
イエティ系のモンスター
ビッグスロース
ドラゴンクエストⅣでは、ある程度HPが減ると本気を出して強力な呪文を使ってくる。
ただし、MPが低いためどれか1回しか使えない。
ちなみに、スロースは英語でナマケモノの事だが……お前のようなナマケモノがいるか!
デザートゴースト
砂漠に登場するモンスター。ナンバリング作品ではドラゴンクエストⅣにのみ登場。
砂漠で蜃気楼と共にゆらりと現れることからそう呼ばれているらしい。
HPと攻撃力が高い典型的なパワー派なのだが、出現範囲が非常に狭いのが悲しいところ。
ベロリンマン
戦闘が始まると四匹に分身をする。四匹の内、本物は一匹だけであとは偽物。
偽物を攻撃すると、ミスとなる上、本物が舌を出してプレイヤーを挑発してくる。意外とムカツク。
分身をしているが攻撃してくるのは、本物の一体だけ。ときどき、力をためたり、ひのたまを吐いたりしてくるが言うほど脅威ではない。
分身後の偽物との見分け方は一切無いため、完全に運任せ。しかも、分身は毎ターン行われ、その度に本物の位置も変わるため、運に見放されていると一回もダメージを与えること無く敗れることもある。
リメイクでは、救済なのか見分け方が存在するため、脅威ではなくなった。
ドラゴンクエストⅪではまさかの再登場を果たすが、グラフィックは異なっており人間の姿となっている。Switch版のCVは小西克幸。