概要
猜疑心が非常に強く、悪知恵の働く小悪党タイプ。
嗅覚がとても鋭く、臭いで相手を追跡したり嗅ぎ分けることができる。
女王が死んだ後は東ゴルトーの王に下り、シャウアプフから能力を与えられ護衛軍に従っている。
自らが王になろうとはせず、国を裏から牛耳る影の王を目指そうと画策している。
※以下ネタバレ
ザイカハル
人間だった頃の名前。NGLに所属していて、イカルゴとは仲間同士であった。
また、唯一ジャイロに対してだけは心を開いていて、自分が仕える王であると認めていた。
宮殿地下でイカルゴと戦うが、命を惜しまない彼の覚悟と気迫に押されあっさりと降伏する。
その後イカルゴとの会話で、自分が信じた本当の国と王を思い出し、NGLを滅亡させたキメラアントこそが自分達の敵であると認識。憎悪の念を抱くようになる。
念能力
操作系能力者
卵男(ミサイルマン)
念で具現化したミサイルを放ち、敵の体内に『黒百足(クロムカデ)』を植え付ける能力。
背中に装着したミサイルランチャーから一度に4発のミサイルを発射する。ミサイルには追尾機能があり、対象者に命中するまで追い続ける。このミサイル自体に殺傷力は無く、植え付ける『黒百足』は一発につき一匹である。
発動条件はウェルフィンが相手に対して質問か命令をすること。これに対して相手が偽ったり逆らったりした場合に、攻撃が可能になる。誰かに対して呼びかけれていればいいので、ウェルフィンが相手が認識できてなくても攻撃は可能である。
黒百足(クロムカデ)
ウェルフィンに対する反抗心を糧にして成長する生物。彼の念によって創られた。
彼の命令を背いたり、危害を加えようとすれば、宿主の体に激痛を与え、最終的には体を突き破り死に至らしめる。
最大の反抗心は彼を殺そうとすること。
ウェルフィンは黒百足の解除方法を設定していなかったが、実は黒百足はウェルフィンの心に呼応しており、本人が弱気なったり本音を語ると、虫は苦しみやがて死ぬ。