概要
生産はタイで行われている。
2017年に生産終了となった50ccのモンキーの後継である。
但し、共通点は車名とデザインコンセプトのみで、構造的には全く別のバイクに生まれ変わっている。
また、モンキーと同年に生産終了したエイプとは車体サイズが近く、事実上こちらの後継にもあたる。
設計のベースであるグロムとは多くの部品を共有するが、フレームやスイングアーム周りはモンキー用に手直しが加えられており互換性は無い。
灯火類はLEDを多用し、ABSも装備するなど現代のバイクらしい近代的な作り込みである。
一人乗り専用であるため、タンデムステップは付いていない。
デザインは50cc時代のイメージを極力維持しており、一目でモンキーと分かるよう仕上げられた。
台形の燃料タンクや横に長いアップマフラーはその表れと言える。
時代と用途の変化を反映し、50cc時代に標準装備していたリアキャリアとハンドルの折り畳み機能は省略された。
50ccのモンキーが長年愛されたこともあり、発表時は賛否が分かれたが、蓋を開けてみればセールスと評判は上々である。
アフターパーツも続々リリースされており、50ccのようにカスタム業界の発展が期待される。
関連項目
グロム:本車のベースであり、兄弟車の関係にある。