概要
不可視なる神の意志(インビジブル・プロヴィデンス)とは、Re:ゼロから始める異世界生活の主人公ナツキ・スバルが使用する能力である。
中二病が止まらな(ry
スバルが魔女教大罪司教「怠惰」担当ペテルギウス・ロマネコンティを撃破した後に手に入れた能力で、彼自身にしか見えない漆黒の手を出して操る能力。
ペテルギウスが使用していた「見えざる手」と非常によく似た能力だが、ペテルギウスのそれとは規模が全く異なる。ペテルギウスは数十本の見えざる手を同時に行使したが、スバルは手を一本しか出せないうえに、射程もごく短い。それだけでなく、使用した後のペナルティも大きい。「自分が汚されていくような喪失感」であったり、「得体のしれないものが目覚めるような感覚」があるとされている。また、血反吐を吐くレベルの苦痛に襲われる。
魔法とは全く違った概念である「権能」による能力であるため、魔法の使用に不可欠なゲートが破損しているスバルでも使用できる。
発現理由
スバルがペテルギウスを撃破した際、ペテルギウスの持つ怠惰の魔女因子がスバルに引き継がれたため、その能力が一部再現された。
なぜ魔女因子が取り込まれたか、なぜ能力が再現されたか、その理由は詳しくわかっていない。
以下ネタバレ
原作五章にて、魔女教大罪司教"強欲"担当レグルス・コルニアスを無敵たらしめる「獅子の心臓」がエミリア(リゼロ)に移った際、この能力による対処が試みられた。
結果、"見えざる手"はエミリアの身体を傷つけることなく、獅子の心臓のみを破壊した。
これは、ペテルギウス(ジュース)の過去に深く関係していると考えられる。
「大丈夫。――私、二人のこと、信じてるから」