(誤記の可能性)電磁戦隊メガレンジャーに登場するロボットは→ギャラクシーメガ
概説
第21話から登場。とある事情で(後述)山奥で眠りについていたがマスクマンのオーラに反応し復活した。
トレーラーキャブ部から撃つランドビームと、後部コンテナ両脇から放つランドミサイルを装備した巨大トレーラー・ランドギャラクシーから「ギャラクシーチェンジ!」の掛け声と共に巨大ロボット・ギャラクシーロボに変形する。姿長官の親友・山形博士が製作した超AIによる意志と、修行の末に身に付けたオーラパワーを持つロボットだが、喋る機能は搭載されていない。
なぜ無機質で生命体でもないギャラクシーロボがオーラを身に着けることができたのかは劇中でははっきりと描かれていないが、山形博士の娘・由美がタケルの「科学と正義の心」という言葉と光戦隊の人機一体の象徴「ハイテク曼荼羅」の掛け軸(偶然にも墓参りに行った時に見たビジョンと同じもの)を見て、「この象徴が父の心であり、ギャラクシーロボの心でもある」という結論から想定すると、山形博士は「機械でも心が宿ればオーラを引き出すことができる(つまり全ての物に魂は宿るという理論)」と信じてAI搭載型のギャラクシーロボを製作したとされる。
武装
二挺の銃(ランドバルカン、ランドキャノン)とそれを合体させて撃つギャラクシーバズーカ、ヨーヨー状のカッターであるギャラクシーアンカー、右腕に装着するドリルのギャラクシードリル、胸のトレーラー時マフラーから放つダブルバルカンなどの武器を持つ。空は飛べないがホバーでの高速移動(スパルタンダッシュ)でそれを補う。
必殺技
必殺技はランドギャラクシーに変形し「オーラロードスパート!」の掛け声で発生したオーラロードの上を加速、オーラロードから降りた後ロボに再変形し、1回転しながらオーラを込めた手刀(チョップ)の一撃を浴びせる、鉄拳オーラギャラクシーである(鉄拳じゃなくて手刀じゃん、という突っ込みはなし)。オーラを蓄積して放つ大技であるためなのか発動させてから決まるまでに時間のかかるのが難点といえる。技が決まって敵を倒した後には合掌をする。
登場初期は手刀を繰り出すカットはなく、27話から正式なものになった。
最終決戦では右手刀にオーラを集中させた「ギャラクシーアロー」を使用した(このときのみ最後は掌底ポーズをとった)。
経緯
当初は光戦隊のロボットコンペで候補に選ばれていたが最終審査でグレートファイブが採用され敗れている。その後奥深い山へ山形博士と共に姿を消していたが完成後の最終調整時、落雷によるAI暴走事故で山形博士が死亡し主がいないまま彷徨っていた。
しかしグレートファイブが敵の手によって持ち去られる事態が起きたため、ギャラクシーロボは急遽必要となった。苦難の末、正義のオーラに目覚めたギャラクシーロボはマスクマンと共にチューブと戦うこととなる。
特長
1号ロボのグレートファイブと違い、パイロットが一人欠けても戦闘力を落とす事なく通常通りに戦うことができる(最低一人搭乗していれば稼働可能)。そのため同時出撃は難しく、ともに並び立つシーンは第22話など数えるほどしかない。
ロボットでありながら座禅を組んで瞑想する姿は、戦隊ロボのみならず、ロボット登場作品全般を見ても非常に珍しいといえる。
尚、鉄拳オーラギャラクシー発動の際には必殺技BGMがかかるが、1号ロボのグレートファイブには専用BGMがなく2号ロボだけが専用BGMを持っている戦隊が本作のみなのも特異さを象徴している。ゴーカイジャー第49話でもマスクマンの大いなる力を受けたゴーカイオーが「ゴーカイオーラギャラクシー」という前転して両手の手刀を叩きつける技を炸裂させているが、これも1号ロボではなく、2号ロボの必殺技が使われた特異例である。
その他
DX玩具は超合金指定はされていないもののフレームの一部にダイキャストを使用、付属のギャラクシーアンカーの鎖にもダイキャストを使用している。また、変形プロセスを重視した事により構造的な理由で手首部分の強度が非常に低く、店頭で展示品の製品が転倒すると手首が折れるという事は日常茶飯事であった。ちなみにPL法の施行は平成6年である。
関連タグ
ダイモス…「トレーラーから変形する」「格闘技でトドメを刺す」などの共通点を持つ主役ロボ。
歴代の2号ロボ