ハピ(FE)
はぴ
データ
概要
アビスに存在する灰狼の学級に身を置く褐色肌の女性。一人称はハピで二人称はキミ。
無気力で何に対しても他人事であるかのような冷めた言動が多く、期待されることを嫌うダウナー系の性格。
ややボサボサの赤髪が特徴。5年後は服装こそ変わっているものの大きくは変化しない。
かつて「始原の宝杯の儀」に携わった四使徒のひとりティモテが隠遁した隠れ里の生まれで、9歳の頃に隠れ里から出たところをある人物にさらわれ、魔道の実験台にされた。その結果、ため息をつくだけで魔物を呼び寄せてしまう体質になってしまった。
その後解放されてファーガス地方の教会で暮らしたのち、セイロス聖教会に発見され、アルファルドの手引きでアビスに入れられた。
実はエーデルガルトの実母でありディミトリの継母であるアンゼルマ(王国ではパトリシアと名乗っていた)とは捕われていた頃に面識があり、ハピの境遇に憤りを抱いてくれた事から好感を抱いていたという。
体質について
前述の通り彼女はため息で魔物を呼び寄せてしまう体質であり、煤闇の章でも2度ほど魔物を呼んでしまう描写がある。
しかしこれについてはリンハルトとの支援会話で一部補足されている。彼女の祖先である使徒ティモテについての文献では、ティモテの紋章には獣を呼び寄せる力があったらしく、ティモテの吐息には"夜を呼ぶもの"が司る星の力を帯びていたという。ハピの体質は、コルネリアによって実験を受けた結果、生まれつき持つこのティモテの紋章の力を過剰に引き出されたのではないかとリンハルトは推測している。