概要
魔界に住む死神の青年。血液型はO型。
江藤家の地下とは別の通路「死神トンネル」を通って人間界に来ては死んだ人間の魂を獲り、魔界人の栄養源として調達している。
魔界の王家に仕えているサンドとは友達。
望里と椎羅の結婚で蘭世と鈴世が誕生した事が「あまり類のない異種族同士の結婚」ということで、江藤家が魔界中の有名人であったことを、蘭世や鈴世に教えた。また、おしゃべりなサンドから、アロンのプロポーズを断った蘭世のことを聞いていたため、蘭世のことがどういう娘なのか気になっていた。
市橋なるみの魂を獲るはずだったが、蘭世と鈴世に頼みで、その場の勢いで、神谷曜子の魂の一部をなるみの魂に移植することで助けた。なるみを助けた後で、「すごいことをしてしまった」と死神の本分をないがしろにした事実を自覚して、上司に怒られると落ち込むが、蘭世に感謝のキスを頬にしてもらい、開き直った。後日、そのことで厳重注意の上に減俸された。
それ以降、蘭世たちの協力者となり、蘭世や俊が魔界の王家に命を狙われた時はわざと俊の転生を報告せず、密かに王家の動きを伝えるなどして助けてくれた。
冥王が偽の魂を流通させた際は、職を奪われた悔しさから偽の魂について調べ、冥王の陰謀を暴く切っ掛けを作る。
第3部では、夢魔のサリと結婚している新婚さん。なるみが江藤家から帰ってすぐに愛良たちの前に現れ、彼女の名前が死亡者リストに載っていることを教えている。