開発経緯
対テロ部隊において進化しハイテク化していくテロリスト、特に防弾チョッキが入手しやすくなっている点は厄介だった。
また、民間軍事企業でも車両やヘリの乗降りに際して邪魔にならない事は一つのアドバンテージでもあった。
それ以外にも様々な要因をクリアでき得る新たなカテゴリの銃が必要とされていた。
運用
開発されて間もない事と高い技術力を必要とされる為に数多く作られているわけでなく、加えてこのカテゴリそのものが非常にマイナーである為に知名度が低い。しかし、実績は良好であり、PDWというコンセプトでアサルトライフルなどが開発されるほど。
多くは警察機関などであるがPMSCsでも注目されている。
PDWとして扱われる
現在
PDWというカテゴリを確率した最初の銃。UZIやMAC10と形状が似ており、P90にたいしてトラディショナルなデザインとなっている。
開発名はPDWだった。
4.6mmx30の専用の弾薬を使用する。
PDWの持つ特徴を備えたコンセプトで開発された世界初の銃。採用国も多くPDWの代名詞となっている。
かつては後方部隊の個人防衛火器として開発されていたが、冷戦の終了とともに対テロ用として運用されるようになった。
特殊な構造のマガジンと専用の弾薬を使用する。
新型弾薬を使用するナイツアーマメント社が実験的に開発したPDW。
M4を一回り小さくしたような見た目。
6x35mmの専用の弾薬を使用する。
TDI社が開発したV字型の機構により発砲の反動を下方へと変え、コントロールを容易にする機構を搭載したPDW。
Kriss Super Vは反動吸収システムの名称であり、KRISS Vectorが正式名称。
.45ACPを使用する。
マグプル社が開発しているプルバップPDW。
5.56×45mm弾を使用する。
AR-15等の西側諸国のアサルトライフルに使われているSTANAG マガジンを使用する。
過去PDWに類似したコンセプトで開発されたもの
元々は戦車搭乗員が戦車からは慣れる際に使用する事を前提に開発されたフルオート拳銃。
こちらも戦車搭乗員に配備されていた代物。
少数ではあるが現在も海上自衛隊で現役となっている。
非常に小型なサブマシンガン。拳銃弾を用いるが携行性に非常にすぐれ現在も使用する組織は存在する。
UZIサブマシンガン
こちらも携行性と取り回しを重視したサブマシンガン。今なお多くの機関に採用されセキュリティ会社や警察機関での使用例もある。