正式名一〇〇式機関短銃、参る!指揮官、よろしくお願いします!
一〇〇式、概要説明始めます。頑張りますから!
ドールズフロントラインに登場する戦術人形。
旧日本軍の銃一〇〇式機関短銃をモチーフとしている。
日本版の事前登録特典として、多くの指揮官へ行き渡ったと思われる☆5戦術人形である。それと同時に数少ない日本銃の人形でもある(日本製の銃で他に実装済みの物では、64式自や62式、89式が挙げられる)。
更に特別モーションがあり、これら日本製の銃の人形の中で、宿舎家具の「祭り太鼓」を叩くアクションをするのは彼女ただ一人である。他の64式自や62式、89式など、自衛隊の銃はこのアクションをしない。
大陸版に実装された際、諸事情により名称が「櫻花」に変更された。
イラスト | かれい |
担当声優 | 加隈亜衣 |
レアリティ | ★★★★★(legendary) |
一〇〇式、準備完了。行きます!
一昔前の日本の女子高生の様な黒いセーラー服を着ており、その上にコートを袖を通さずに羽織り、首には赤いマフラーを巻いている。
肌の色であったり、黒のロングストレートヘアだったりと日本人らしさが感じられる容姿をしている。(ただし、瞳の色は赤くなっている)
更に、日本の銃という事もある為かスカートの裾やタイツに国花の桜が取り入れられている。
また、何故セーラー服なのかに関しては、赤川次郎の傑作青春ミステリー長編小説「セーラー服と機関銃」から来ていると推測されている。
(その他勝利時のSDモーションの動きが日本特有のいわゆる「えいえいおー」になっている)
その人気の高さについて
一〇〇式はドルフロ内で屈指の人気を誇っており、ゲーム内の図鑑での「いいね」の数や、公式のプレイヤーデータ発表の結果などでトップクラスの地位を確立している。
さらに概要で上述した太鼓のモーションの他にも宿舎で、SDキャラをタップした際のセリフのネタ性などから話題性に事欠かない人形である。
※その為、ネタを楽しむ際には節度を意識しなければならない。
その一方で
ゲーム内で屈指の人気を誇る一〇〇式だが、ゲーム内での性能は同レアリティである星5の人形達のなかでもかなり低い評価となっている。(理由は後述参照)
にも関わらずゲームを始めたばかりの頃、初期に入手できる一〇〇式に対して、ゲーム内での重要な強化コンテンツである編成拡大の為に貴重なアイテムである代用コア(戦術コア)を大量に使用してしまい、後々製造などで入手できた強力な人形を強化するのにコアが足りなくなるなどという事態が発生した(星5の人形を代用コアだけで最大まで編成拡大する為には105個もの代用コアが必要になる)
この当時は一〇〇式はまだ製造に恒常化されておらず、入手方法が事前登録記念特典のみだった為、編成拡大の為に代用コアが必ず要求された事も相まってこの事態は非常に起こりやすく、
その結果、一〇〇式は「そこまで強くないのにコアを大量に消費、もとい食べる厄介者」としてコアイーターなどという不名誉なあだ名が付けられてしまった。
そんな中で一〇〇式を最大レベルまであげ、編成拡大を全て済まし、誓約まで行った指揮官は「一〇〇式ガチ勢」などと一部では言われていた。
現在では、製造に恒常化された事もありコアイーターと呼ばれる事は殆ど見なくなった
しかし、、、一〇〇式の不運はこれで終わらなかった
元々日本に先行で実装されていた一〇〇式は日本で恒常化された後に、先行鯖もとい大陸版でも実装されたのだが、その際、P90という最強クラスのSMG人形と共に実装されてしまい、一〇〇式の影が非常に薄くなってしまった。
それだけに留まらず、このP90という人形がピックアップイベントで入手しやすくなっているにも関わらず、どれだけ製造しても全く入手出来ないという事態が起こり、これにより大陸の指揮官達の怒りは膨れ上がり大炎上する事態になった。
そして運営がその対応の1つとして公式レシピをゲーム内に表示するに至ったのだが、その公式レシピで一〇〇式が大量に製造されるという事になってしまい、一〇〇式にヘイトが向けられるという結果になってしまった。
(P90と同時に一〇〇式もピックアップされていたとはいえ)
現在では追加スキンのお陰もあり厄介者扱いは殆どされていない(と思われる、、、)。
追加スキン、用意!
銃使ノ巫女
2019年の正月に日本先行のスキンテーマにおいて追加された巫女さんスキン。2020年初頭にも復刻販売された。
元々一〇〇式の人気は高かったが、このスキンの発表によって日本の指揮官達は大いに盛り上がった。
しかもこのスキンはパック販売だった為、不確定要素の高いスキンガチャを引かずとも必ず入手出来たのも盛り上がった要因である(ただし2000個越えのダイヤが必要だった)
またこの状態の一〇〇式は通称「巫女式」と言われる。
なお、どっかで聞いたような名前のスキン名だが気にしてはいけない。
埋入心底的宝藏(日本未実装)
2019年のクリスマススキンとして先行鯖で実装されたスキン
雪遊びする一〇〇式が非常に可愛らしく描かれており、日本でもこのスキンを待ち望む声が多く上がった。
カフェ定員のスキン
通称「カフェ式」と呼ばれる、ドルフロのオフラインイベントのカフェで見る事が出来たスキン
どのサーバーにも実装されておらず、実装が待ち望まれている。
んああ、、、せっかく用意したのに、、、全然使えないじゃん、、、ッ!
ステータス
数あるSMG人形達の中でも1000越えの高いHPを持ち、耐久性に優れるメインタンク向けの人形
一〇〇式以上に高いHPをもつメインタンク向けの人形としてスオミやトンプソンが居るが、そういった人形は殆どの場合回避が低い傾向にあるのだが、その中でも一〇〇式は並程度の回避を持ち合わせているのが特徴である。
更に2019年のクリスマスイベント無礼講ノクターンにおいて専用装備が実装され、それを最大強化すると回避値が25/会心率が20%上昇する(通常星5装備のサイレンサー最大強化時の物の完全上位互換)
これを装備した一〇〇式は星5のSMG人形の中で2番目の回避値を持つようになり、メインタンク向けの人形達の中では1位に到達する。
単純なステータスは全SMG人形の中で最高峰と言える
水準である。
(最もそもそもの火力が低い一〇〇式の会心率が上がった所であまり意味はないのだが)
陣形効果
自身の後方上下のマスにバフを付与するメインタンク向けの陣形範囲を持つ。
バフ効果は、ARに対して火力12%/命中35%付与するものでありARにとっては嬉しいバフ効果となっており、そこそこ優秀な部類といえる。
ちなみにPM-06と陣形範囲・倍率共に同じである
この様にステータスは充分にも関わらず、一〇〇式が微妙な評価になっている要因はそのスキル
所持スキル
スキル名「桜逆像」 開幕CT8秒/再CT16秒
5秒間、最大42ダメージ吸収するシールドを展開しその後自身にバフを付与する物である。
バフの効果はスキル発動中にシールドが維持されるか、破壊されるかで変わり、
・シールドを5秒間維持
シールド効果終了後に5秒間、自身に火力バフ85%付与
・シールド破壊
破壊されてから5秒間、自身に回避バフ65%付与
となっている。
(またこのスキルには専用エフェクトがあり、発動時に桜吹雪が舞う)
まずシールド系スキル全体に言える事だが発動までの8秒という時間が遅いというのがネックである。
というのも、
8秒経過した時には大抵、強力な榴弾スキルや火力上昇系のスキルが発動する頃合いであることもあり、大抵の戦闘が終了ないし大勢が決するタイミング。
よってこのスキルの恩恵を受けられる場面は多くない。
長期戦になれば、恩恵を受ける余地もあるのだがこのスキルの効果が更にその恩恵を受けづらくしている。
シールド耐久値は最大42の固定値であり、序盤の敵なら火力が低いので破壊されることはまずない。
しかし、中盤以降の敵は火力が上昇し、被弾すれば一発でシールドが破壊されることも多い。
これが効果時間一杯ダメージを無効化できるフォースシールドとの決定的な違い。「敵の大きな一撃をシールドで耐える」運用はできない
具体的には、鉄血の所有する大砲ジュピターによる砲撃などがそれにあたる。
極めつけは、バフ倍率の低さであり、
まず、85%の火力バフはSMGの火力を考えると少ない。
倍率の低さ以上にバフが発動するまでに13秒かかるのが致命的な欠点。
雑魚戦では発動する前に戦闘が終了してしまうし、かといってボス戦では42ダメージのシールドを5秒間維持できる場面は想定しにくい。
仮に被弾しにくい位置に配置してなんとか火力バフを得られたとしても、今度は先述のバフ倍率の低さが足を引っ張る事となってしまう。
残念ながら一〇〇式をサブアタッカーとして運用するのは非常に難しいと言わざるを得ない。
なら回避メインで運用した場合どうなるかと言うと、、、
回避バフは最大65%であり、同じ回避スキルである援護上昇(110%~)と比べると物足りない。
特にC-MSのバフと倍率が同じ上、あちらは事実上のパッシブスキルと言う事を考えるとかなり残念な性能。
一〇〇式の有用性
多くの場面で他のSMGに劣ると評価されがちな一〇〇式だが、日本鯖でついにその有用性が証明されることとなった。
ヴァルハラコラボイベントの隠しボス[ディナ]を倒すためのタンクとして、一〇〇式が最適解としてまさかの大抜擢。
ディナの範囲攻撃は人形1リンクごと全てにダメージを与えるのだが、桜逆像発動中は1リンク扱いになるため、シールドでそのダメージを無効化できた。
更に他のシールド持ちにはない、シールドが破られた後の回避バフが長期戦で有効であったため、他のSMGよりも長い時間ディナの攻撃に耐えることができたという。
参考動画 https://youtu.be/p0h8zGwpLs4?t=1459
総評
基本的には火力バフよりも、回避とシールド、高いHPを活かしたメインタンク運用が主となる。
そのため回避を最も重視し、T骨格+サイレンサーを採用したい。
一〇〇式は榴弾系やSR-3MPのようなアタッカー寄りSMGとは言い難いため、ホローポイント弾については優先度を下げてかまわない。
アタッカーとして運用する場合はSMGに足りない火力と命中を補うためにX外骨格/HP弾/ホロサイトでほぼ確定。
あえて茨の道で活用するのだから、HP弾/ホロサイトともに最大限強化された物を装備させてあげること。
上述した専用装備も装備させることができれば、SMG上位のHPと回避を両立できる。
ただし本人形が低い評価を受けている要因は貧弱なスキルであり、多少ステータスが上がったところでスキルの性能差を覆すには至らないのが現状と言えよう。
指揮官、製造時間が知りたければ是非言ってください。
製造の際の所要時間は2時間19分。2018年12月30日現在、日本版において同じ建造時間の戦術人形は存在しないため、一目で判断が可能。