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Yarisの編集履歴

2020-03-14 18:04:07 バージョン

Yaris

やりす

トヨタ自動車のコンパクトカー。

概要

1999年の初代から、2020年現在の4代目まで発売されている、トヨタの世界戦略車のひとつ。初代から3代目までは日本では「ヴィッツ(vits)」の名で発売されていたことで知られる。日本人がYarisの単語の響きをよく思わないのと同様に、Vitzが英語圏の人間(特にイギリス英語圏の人間)にはBit(s)と聞こえてしまうため、外国ではYarisの名が採用されている。


フランスで生産されるヤリスはアウトバーンの時速200km走行に耐えるため、日本のそれより若干丈夫に作られているなど仕様が異なる。また日本で150台限定で生産されたヴィッツGRMNターボは、ボディ剛性を確保するためにヤリスの3ドアをベースにしている。このためウィンカーレバーは左側についていた。


トヨタは2017年から世界ラリー選手権に復帰しているが、そのマシンはヤリスをベースとした「ヤリスWRC」であり、日本でヤリスといえばこちらを指す場合が多かった。ヤリスWRCは2018年にマニュファクチャラーズチャンピオン、2019年にドライバーズチャンピオンマシンとなった。また全日本ラリーの無改造車規定でも毎年クラスチャンピオンになる速さを見せている。


WRC2017開幕~ヤリスWRC


なおかつて日本で売られていたコンパクトセダンのプラッツ及びベルタは海外では「ヤリスセダン」とも呼ばれていた。また北米では、政治的事由により南米に輸出できなくなったマツダメキシコ工場を救うべく、デミオ(マツダ2)セダンをヤリスiAの名で現在もOEM販売している。

さらに、アメリカ市場では、ヨーロッパや日本ほどコンパクトカーの需要がないため、3代目限りで自社生産モデルの販売を打ち切り、代わりにマツダ2ハッチバックをヤリスとして販売している。


GRヤリス

「4代目」のヤリスの正式発表から約1ヶ月後、「BORN FROM WRC」と称し、ヒュンダイi20クーペやフォードフィエスタはおろか、市販車の状態でスバル・WRX STIや三菱・ランサーエボリューションに土を付け続けかねない戦闘力を持った専用設計のスポーツカー・『GRヤリス』が発表され、車好き界隈を沸かせている。


公称272馬力を発生する1.6L・3気筒ターボ+スポーツ4WD(GR-FOUR)を採用しており、前後輪のトルク配分をスイッチで3種類から選んで走ることができる。


正式な販売に関しては2020年8月以降に開始するが、1月のワールドプレミアから先行予約は始まっている。

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