作者が自分からつけている場合は謙遜の意味が大きいが、他者からつけられる場合はむしろ賞賛の意味のほうが大きい。
イラストというものは、現実世界では表現できないものも表現できるものであり、また「見栄えがあれば手法はどうでもいい」部分がある。
そのため、注目させたい場所の強調や、現実にはない空間作りとしてあえてパースを崩した絵なども存在する。
例として挙げられるのは「向かい側真正面から見た電車の座席」(実際にはレンズ収差でゆがんでしまうため爾後画像加工しない限り写真では撮影できない)や、「ロボットの立ち絵設定画」(各部でパースが違わないと設定画として成立しない)など多々ある。
写真トレスで線画を起こし、そのままのパースで画面を作るとむしろ逆に絵として嘘くさくなることも多い。
そして、他者がパースの崩れを認識した上で、その絵が魅力的であると感じるとこのタグをつける。