剣創人
つるぎそうど
人物
ポケットモンスター☆SPECIAL第15章、ソード・シールド編における主人公の一人。
名前の読みは「つるぎ・そうど」。愛称は「そーちゃん」。
名前の由来は言わずもがな「剣」と「ソード」であろう。
ポケスペでは初の苗字・名前ともに漢字のキャラクター(もちろん主人公としても初)である。
※6章で登場したガイルの当て字は「鎧流」だが、フルネームはガイル・ハイダウトであるため除外。
性格
歴代主人公の中では、目付きもあってダイヤに負けず劣らずのんびりとした印象を覚える少年。
盾・シルドミリアとはお互いを「そーちゃん」、「しーちゃん」の愛称で呼び合う。
せっかちで落ち着きのないシルドミリアと比較すると基本的にはおとなしいが、後述の身具の手入れの時は人が変わる。
バトルスタイルは歴代主人公と比べても非常に冷静。ピンチな状況においても慌てず騒がず、戦況を見極めて的確な指示を出していく。
頭の回転もかなり速いようで、ワイルドエリアでエール団の妨害にあった時は近くの巣穴に飛び込んでマックスレイドバトルに強引につき合わせた上、目当てのポケモンを捕獲しつつエール団のポケモンを疲弊させ妨害を阻止する頭脳プレイを見せた。
身具職人(しんぐマイスター)
彼の職業(?)。身具とは一部のポケモンたちが持つ得物のことであり、カラカラ系の骨やミジュマル系のホタチやアシガタナなど彼らにとって身体の一部とも言える大切なものである。
それらは日常生活や戦闘で活用される必需品であるが、そうすると当然痛んだり欠けたりするのは避けられない。それらを常に最大限活かせるよう、手入れするのが創人の役割である。
この手入れ中は非常に集中しており、帽子に前髪をしまったり目付きが鋭くなったりと普段の落ち着いた印象からガラリと変わる。更にこの状態の彼に不用意に近づくと手入れ中の身具を向けられたりするため危険である。シルドミリアは慣れているのかお構いなしに近づいていくが。
※ 「身具」とは作中でも言われているように創人の造語であり、ポケモン公式ではそのような呼び方は一切されていない点に注意。
所有ポケモン
当初はニックネームを付けていなかったが、後に「(身具)~ン」という名前を付けるようになった。
- ランスン(ネギガナイト)
従来の幼馴染ポケモンに位置する。崖から転落したマナブを軽やかに受け止めた。
創人も信頼を置いているのかよく繰り出される。
身具はネギ槍。
- スティックン(サルノリ)
御三家枠。初登場時は創人によるネギ槍の手入れをヒバニーと共に眺めていた。
上記のランスンがかなり強いので出番は少なめ。
身具はスティック。
- テッコツン(ドテッコツ)
ワイルドエリアの巣穴にいたポケモン。創人は前々から捕獲を狙っていたらしい。
巨大な鉄骨を振り回して大暴れしたが、ほのお技で熱された鉄骨を手放した隙にランスンのブレイブバードで倒され、捕獲された。
身具は鉄骨。
余談だが、捕まえたのがドッコラーの場合は「カクザイン」(角材)、ローブシンの場合は「コンクリトン」(コンクリート)にでもなったのだろうか。