CV:鈴村健一
概要
武装探偵社の元社員であったが、現在は自宅にて引きこもり中。武装探偵社の国木田独歩の古くからの知り合いで、互いに遠慮のない仲である。
一人称は「儂(わし)」で時代がかった口調で喋る。
普段は「芳子(よしこ)」と呼ぶ自室の布団の中に閉じこもっており、国木田から「引籠り」と罵倒されることも。生来の出不精で社員時代は事務所に布団を敷いて生活し、新人が田山に気付かず外から鍵を掛けてしまい、1週間事務所に閉じ込められた際にも早々に脱出可能だったにも関わらず、出前を利用して食いつないでいたほど。探偵社にいつ入り、いつ抜けたのかは不明であるが国木田とは十年来の付き合いである。探偵社員でなくなっても犯罪者は嫌っている。
女性と面と向かって話すのが苦手であり、どうしても話さなければいけない場面でも明後日の方向を向いて話しかけることが多い。私服姿の銀に片想いをし、その素性の調査を探偵社に依頼した。
尚、芥川のことを「兄上殿」と呼んでいるが本人には「誰が兄上殿だ殺すぞ」と言われた。
死の家の鼠の潜窟を特定する際、不意をつかれ死の家の鼠の頭目ドストエフスキーに射殺されたかと思われたが、夏目漱石の協力により生還し、死の家の鼠の潜窟を特定した。
異能力
左側
能力名 | 蒲団 |
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解説 | 視界内にある電子機器を触れずに操ることができ、処理速度は常人の数十倍になる。ただし、田山自身が『芳子』と愛称している蒲団を被っていなければ発動しない。 |
元ネタ | 田山花袋の中編小説『蒲団』 |
国木田からは「軍の電脳戦部隊にも匹敵する」と称されているが、花袋自身の心が一番安らいでいる時にしか発動することができない。