「 僕たち、戦いなんて知らない、戦いたくなんかないんです 」
CV:加隈亜衣
概要
どこからかGBNの寂れた路地裏に通信を送ってきた、イヌっぽい見た目の少年。「神殿」と呼ばれる古い施設の石版を使って呼びかけを行なっているらしく、ヒトツメと呼ばれるエルドラアーミーの襲撃に際して、かれらの伝承にその名を残す世界の創造主「ビルドダイバーズ」の助力を請うて、GBNのダイバーへ接触を図っていた。
応答して召喚に応じたヒロト、カザミ、メイ、パルヴィーズを「本物のビルドダイバーズ」と慕い、伝説の生き写しであるかれらの活躍に全幅の信頼を寄せる。
山の民が暮らす、周囲を高台に囲まれた辺境の集落の子どもで、村長の末の息子。好奇心旺盛で早とちりしがち。神殿には近づくなと言い含められていたようだが、姉のマイヤに叱られながらもBUILD DiVERSの水先案内人として使命感を強めていく。
尚、ダイバーズを呼べるのはフレディだけである。
子どもながらに礼儀はしっかりしており、「メイとヒロトは似ている」という話題が出た際にはトワナとストラを引き合いに出して二人の違いを述べたりするなど、聡明さを垣間見せる。
BUILD DiVERSの面々に付き従う形でミッションに同行するようになり、5thミッションでは単機で危険な役目を引き受けるヒロトのガンプラに敢えて同乗、義務感や焦燥でがんじがらめになっていた彼の助けになった。
これらの経緯からカザミから「勝利の女神」と呼ばれ、自身も「勝利の女神」と自称する事になる。(性別の件では一応ツッコんだが)
第14話は彼の視点でBUILD DiVERSと出会うまでの経緯が語られており、古い本(神殿のマニュアルと示唆される)を頼りに神殿の石板をいじっていたところ、GBNの映像を見られるようになり、特に初代ビルドダイバーズの活躍に魅せられる(ヒロト達を「ビルドダイバーズ」と呼んだのもこのため)。
その最中、村にヒトツメが迫り、映像に映ったヒロト達に助けを求めたのが全ての始まりだった。
第12話での衛星軌道上からの砲撃の影響で神殿の入り口が埋もれ、ヒロト達も消えてしまい、一度は絶望するも再び立ち上がり、単身神殿を復旧させBUILD DiVERSに再び助けを求めるところから第2期は始まる。
余談
- フレディ役の加隈氏はガンダムシリーズの1作『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』のアルミリア・ボードウィンを務めた事がある。
- 作品公式サイトでは第2シーズン開始(2020年4月)までの間、トップ画像が時間帯(朝・昼・夕・夜)で変化しており、BUILD DiVERSを待ち侘びるフレディの様子が窺える。