概要
銃の構造の一種。マガジン(弾倉)の装填口や機関部を、グリップ・トリガーよりも後方に配置する方式を指す。
バレル(銃身)の長さに大きく手を加えることなく、銃の全長を無理なく短く切り詰めることが可能で、命中精度を維持したままで取り回しに優れる。
反面、マガジンがグリップの後ろに来る構造上、マガジン交換がし辛い、薬莢の排出口を確保しにくいなどの欠点がある。
既存の銃を改造し、ブルパップ化したものもある。
主なブルパップの銃
関連動画
ブルパップ化をした結果がこれだよ
AGM-12「ブルパップ」
1950年代に開発された初期の対地ミサイルで、無線操縦による誘導式を採用。このため、後部にはパイロットが直接「見て」誘導するための発光体(=目印)を仕込んでいる。実戦ではこれを頼りにミサイルを照準器の中心(=機の進行方向)に据えて誘導するのだが、これではミサイルと同じコースを飛行することになり、つまり対空砲火の絶好の標的になってしまった。そうした際の損害もあり、
また発行体が見えないと使用できない欠点もあるため、ベトナム戦争初期以降は使われなくなった。
ASM-N-7(AGM-12A)からAGM-12Eまでのバリエーションがあるが、誘導方式はいずれも同じ。
とくにAGM-12Dは核弾頭装備型(出力:1kt~15kt)だが、この誘導方式では核爆発の中心に突入する事になるのでは・・・
より発展したミサイルが登場し、1980年代にはアメリカの武器庫からも完全に姿を消した。