図鑑データ
概要
2020年4月23日の7周年メンテナンスで実装された、ゴトランドの改二形態。「andra」はスウェーデン語で「第二の(second)」という意味の他、「(複数の選択肢の中で自明な)別の(the other)」という意味を有している。つまり、単なる「改二」以外にも、「(航空巡洋艦に戻れなかった史実とは)別の姿」というニュアンスも含みうるネーミングと言える。運営がそこまで考えていたかどうかは別として。
防空巡洋艦となったゴトランドが再び航空巡洋艦に戻ったとの想定のif改装。if改装のためか改装可能なレベルは85以上、かつ改装設計図や試製甲板カタパルトが要求されるなどハードルは高め。
史実では、就役時に搭載していた「S9 Osprey」の陳腐化に伴いより大型の水上機への更新が検討されていたものの、搭載していたカタパルトがそれら大型機に対応しておらず交換を要したため、第二次世界大戦のさなか非現実的と判断され水上機運用能力そのものを取り払ってしまっていた。艦これゲーム中ではカタパルトなしでも(1スロット毎に1機ずつと極めて限定的ながら)水上機運用を行えたが、本格的に航空巡洋艦として復帰するためにはやはりカタパルトを新たに調達する必要があったのだろう。
改装のハードルこそ高いものの、それだけに航空巡洋艦に再度戻る、S9 Osprey2つが初期装備として手に入るなど改装メリットも大きい。
性能
航空巡洋艦に復帰した事で、搭載スロット数も改での各1機ずつから大幅に増加し、上から2/2/3/7の計14機となる。改で運用可能であった水上偵察機・水上爆撃機・各種航空要員に加え、無印でのみ運用可能であった回転翼機の運用が再び可能となっている。ただし、相変わらず水上戦闘機の装備は出来ない。
艦載機以外では、改で装備可能だった大型探照灯などの装備に加えて新たに上陸用舟艇が装備可能となった。イベント時に4スロ艦である事を活かして夜戦装備キャリアとして運用する戦術はandraでも引き続き適用可能である。
一方で対空値に関しては、防空巡洋艦であった改に比べ最大まで近代化改装しても1割程低下してしまっている(とはいえ、それでもアトランタ以外の他のどの軽巡よりも高い対空値は維持しているのだが)。専用カットインが引き継がれるかどうかについては今後の検証待ちの段階ではあるが、防空艦としての役目を与えるにはいささか力不足になってしまう可能性もある。