概要
更新世に現在のオセアニア域に生息していた大型の亀。
リクガメと紹介される場合があるが、実際に近縁で性質も似ているが、厳密には別科に分類されるためリクガメではない。
学名の意味は「小さな放浪者」。
メイオラニア属には4種が確認されている。
植物食と考えられているが肉食とする意見もあり、間をとってアカアシガメの様な食性(落下果実に群がる虫ごと果実を食べたりする雑食)とされることも。
カメとしては珍しく、短いながらも角が生えていた。
尾には棘が生えており、メガラニアなどの大型の捕食動物を追い払うのに使われた。
余談
発見当初はトカゲだと思われており、大型トカゲであるメガラニア(大きな放浪者)と比べて小さいということでメイオラニア(小さな放浪者)と名付けられた。