概要
1986年から1996年までヤングサンデーで連載された。
元々は、岡田以蔵を主役にした短編漫画の企画だったが、武田鉄矢への連絡不足から坂本龍馬を主役にした長編の幕末歴史ものになった。
作品の特徴
武田氏・小山氏の二人曰く、「嘘と本当のギリギリのところを狙った」と言われる通り、独自設定が多く、フィクションとしての側面が大きい。
特に龍馬と武市半平太(瑞山)と岡田以蔵の三人が幼なじみであるという大胆な設定は、本作から竜馬を知った人間に史実であるかのような誤解を植え付けたほど。
また、司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』に対抗して、『竜馬がゆく』が書いていない龍馬の幼少時代から描き始めるという形をとられており、竜馬の伝記としても一つの大きな物語となっている。