概要
機動戦士Zガンダム1/2(「ゼータガンダムハーフ」と読むは)、2005年に長谷川祐一が「Zガンダムエース」で執筆した漫画である。女性作家の遺稿から物語が展開され、全3話で主人公の組織が転々としたのと、ハーフの通り真偽が定かでない特徴がある。
そして、番外編では若き日のクロボンの名物男が客演する。
INTRODUCTION
UC138年、前年死去した女性作家シンシア・マディンの書斎を整理していたら「エドガー・エドモンド・スミスの日記」と言う遺稿が見付かる。
グリプス戦役を生き抜いた兵士の記録であったが、その真偽は1/2(ハーフ)と言え、UC153年現在でも議論の的となっている。
CHARACTER
エドガー・エドモンド・スミス ジャブローでのAAAのMS操縦技術を買われティターンズへ招聘される。その後ティターンズの非道さに怒り、カラバ→エウーゴへと所属を変えるが、その代償に妊娠中の婚約者との婚約を婚約者の両親から破棄されてしまう。
カラバ参加時にハーフゼータのパイロットとなり、ピーキーな機体性能を技量でカバーした事からある意味「最強のオールドタイプMSパイロット」かも知れない。
カン・ウー 第一話のみ登場のエドガーの同僚でテストパイロット。コロニー落としで妻子を失い戦争を憎んでおり、ガンダムMkⅡのロールアウトを遅らせ、開戦を遅らせようとしている。
MECHANIC
ハーフゼータ 第2話、最終話、番外編に登場する試作形TMSのムーバブルフレームにZの外観を偽装したTMS。Zと違い、シールドに機首と翼がセットされており、シールドが非常に大型となっており、おまけに腕力は並のMS以上でも機体性能はネモ並みである。そのシールドにハーフゼータが乗る事で変形するのは、使い捨てのバックパック背負い変形するリ・ガズィとは逆である。(リ・ガズイはMSからMAへの変形は不可能なのは周知の通り)
額のマークが「IZ」となっており、「Imitation-Zata」の意味か?
ハーフガンダム 第1話のみ登場のRX-78ガンダムのレプリカ。当時の主力MSだったGM-Ⅱを素体に、52%のRX-78の復元パーツが用いられおり、こう呼ばれていた。性能はマグネットコーティング時点のものを再現し、ガンダムMkⅡの性能テストの模擬戦に使われた。
アモン・ドッグ 最終話に登場する異形のMA。MA形態のバウンド・ドックを上下でニコイチにしている。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
機動戦士ゼータガンダムハーフ 機動戦士ゼータガンダム1/2 ハーフゼータ