(メイン画像右の人物)
「エミリア……あなたは、私の誇り。私の宝物……!」
人物像
Re:ゼロから始める異世界生活のメインヒロイン、エミリアの育ての母。系譜は叔母(エミリアの実父の妹)。
エミリアと同じく銀髪に紫紺の瞳。髪は短く切り揃えられており、目つきは鋭い。種族はエルフ。
強力な氷の魔法(属性的には火)を使える。
100年前、エリオール大森林にて、エミリアやエルフたちと共に暮らしていた。魔女教の穏健派、ジュースともつながりがあった。
作中の現在の時間軸では既に故人。
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以下ネタバレ(アニメ未放送の内容を含みます)
エミリア達と共にエルフの里で「封印」を守って暮らしていたフォルトナ。
しかしある日、「虚飾の魔女」パンドラが、魔女教大罪司教「強欲」担当、レグルス・コルニアス、そして「白鯨」、「大兎」と並ぶ三大魔獣が一「黒蛇」を伴って彼女たちのところへやってくる。
フォルトナとジュースは彼らと面識があり、パンドラはフォルトナの兄(エミリアの父と考えられる)について知っていることがある様子だった。
「ある件」を巡った交渉はすぐに決裂し、エミリア達を逃がす時間稼ぎのため、ジュースは決死の覚悟で(何故かフリューゲルへの謝罪を口にしながら)魔女因子を取り込んだ。そして、猛烈な苦痛に苛まれながら怠惰の権能「見えざる手」を行使して二人に対抗するも、レグルスの不可解かつ強力な権能に圧倒された。
その後レグルスはパンドラの権能により送還されたが、パンドラ一人にフォルトナは追い込まれていく。
暫くして合流したジュースが必殺の思いでパンドラに放った「見えざる手」は――――
フォルトナの身体を貫いた。(パンドラの権能でジュースが「見間違えた」ことにされたため)
フォルトナはこの一撃により死亡した。
ジュースは、命を賭してでも守りたかったものを、命を賭して手に入れた力で破壊してしまった。その絶望感から、彼は心に深い傷を負って狂気に染まり、更にはパンドラに洗脳されて愛のために生きる大罪司教となった。
魔女教創設者の一人、ジュース――またの名を、ペテルギウス・ロマネコンティ。
エミリアは魔力を暴走させて大森林を氷漬けにしたが、パンドラに記憶を改竄されたためこの出来事は全く覚えていない。
余談
五章に登場した魔女教大罪司教「憤怒」担当、シリウス・ロマネコンティは、外見的特徴などにフォルトナと一致する点が多く、同一人物なのではないかという考察もある。
pixivには、それに関するイラストも投稿されている。