概要
主人公ルカの母親。作中の時間軸では既に故人。
温厚でとても愛情深い性格だったとされ、存命中はルカの故郷「イリアスヴィル」でも多くの人たちから慕われる人格者であったとされる。
なお、ルカは彼女からお守り代わりの指輪を形見として受け継いでいる。
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もんむす・くえすと! もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG
以下、ネタバレにつき閲覧注意
その正体は、女神イリアスが世界で最初に生み出した分身とも言える「原初の天使」の片割れで、既存の階梯に括られた後発の天使たちとは一線を画す神にも等しい存在であった者。
ルカの伯母であるミカエラの妹にあたる。
天使としては純粋に戦闘に特化したその力は「明けの明星」の異名で天使・魔物の双方から畏怖されたほどのもので、最高位の熾天使エデンすらも凌駕し、ミカエラと共に初代アリスフィーズ配下の伝説の「六祖」と互角に渡り合える唯一の存在だったとされる。
最大の必殺技は異名と同じ「明けの明星」で、太古に行われた聖魔大戦では、これによって姉と共に数えきれないほど数多の魔物娘たちを葬り去り、戦力の質で魔王軍に劣る天界軍を支えた。
魔物を殺した数では姉すらも凌駕するとされ、彼女以上に積極的に前線に赴いたという。
しかし、ある時イリアスと袂を分かって堕天してしまい、数百年ほど地上を彷徨った挙句、ルカの父であるマルケルスと出会って結婚、ルカを産んだ。
聖魔大戦時の現役時代には、喜々として魔物を狩る無邪気かつ残酷、狂気的な性格だったとされており、堕天後の丸くなり様にはイリアスでさえ度肝も抜かれていた。
なお、その名前自体が深刻なネタバレになってしまうためか、彼女の名前が初めて判明したのは『くえ』終章である。
なお、続編の「もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG」には、ロリ化した姿である「ルシフィナちゃん」として、ルカたちの一行に加わることとなる。