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編集者:らいらいもん
編集内容:犬夜叉の父の死因に関する脚注

概要

声:大塚明夫

西国を支配していた大妖怪

殺生丸の母と犬夜叉の母十六夜の夫で殺生丸犬夜叉の父親。

200年前、武蔵の国を支配していた竜骨精に戦いを挑み封印するが傷を負わされて後に死亡した。((映画、天下覇道の剣での殺生丸との会話だと傷以外にも病等、死に至る原因が他にもあった可能性はある。))

彼のこの世あの世の境に存在し、犬夜叉の右眼の中にあった黒真珠、火の国の門、血の川などを通じることで行くことができる。

なお、ワイド版17巻のインタビューにより竜骨精との戦いは犬夜叉の父の方から挑んでいった事が判明する。しかもたいした理由はなかったようで、強い奴がいるから戦いに行ったというどこぞのサイヤ人のような論理だったようである。想像以上に強かった(後に弱点となる犬夜叉の父から受けた胸の傷も当時は無い)ようで、結果はすでに判明していた通り、竜骨精から受けた傷(前述の可能性もあるが…)により犬夜叉の父は命を落とす事になった。

この際、暴力だけを積み重ねてきた竜骨精に対し、犬夜叉の父は人間を大切にする稀有な妖怪だったと言及されている。

犬夜叉鉄砕牙殺生丸天生牙を与えたが、天生牙の秘密が白日のもとにさらされ、殺生丸を憤怒させるだけでなく、兄弟仲の悪さを決定的なものにしてしまうなど、とかくその本意のわかりにくさが周囲を混乱させる元となっている。

また、西国まるまるという広大な支配圏を持っていたにも関わらず、長子の殺生丸に対しては、特に刀以外の財産や家臣が受け継がれたような描写がない。(種族によって(場合によっては同族であっても)知能等に大幅な差があり、力が優先されてしまう妖怪の世界なので基本的に世襲は無いと思われる。)

名前

「本名不明」という設定であり、竜骨精や死神鬼からは「ヤツ」と呼ばれ、徹底して名前が伏せられている。

作者はワイド版のインタビューで、犬夜叉の父に関して、「過去の物語に脱線するのは犬夜叉らしくない」と答えており、犬夜叉の母との関係についても「犬夜叉は全てを描き切った漫画」「描いていない事は考えていない」と答えるなど、作者的にはやや興味が薄い部分のようである。

ネット上では映画第3弾公式サイトにおいて闘牙王(とうがおう)」という名が発表されていたという噂があるが、実際には初期の予告編でのみ使用された仮の名であり、劇中やメディア情報では一切使用されていない非公式名称である。

公式名称は基本的に「犬夜叉の父」。公式サイトでは「偉大なる父」が使われていた。

また、高橋留美子は彼を「犬の大将」と発言している。

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