ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ヨミの戦力の編集履歴

2020-06-19 18:46:59 バージョン

ヨミの戦力

よみのせんりょく

この項では、横山光輝「バビル2世」に登場する悪役・ヨミの擁する部下、超能力者、ロボット兵器などを紹介し解説する。

概要

バビル2世」に登場する、主人公・山野浩一ことバビル2世のライバル「ヨミ」。

 彼は大規模の組織を有し、常人の部下の他、超能力者、特殊訓練を積んだ特殊隊員を部下に持つ。

 また、数多くの基地に兵器を持ち、ロボットも所有している。


第一部

(カッコ内は登場巻)

ゴーリキ(1巻)

 ヒマラヤ山中の神殿にて。バビル2世に部下を殺されたヨミが激怒し、差し向けた岩の巨人。ヨミと部下たちが祈り、崖を崩してその姿を現した。ヨミいわく「わが守り神」。

 ポセイドンに匹敵する巨体で、岩石が積み木のように積み重なって体を構成させている。

 当初はロデムと戦い、怪力で圧倒したが、崖下に落とさればらばらに。しかしバラバラに分解した状態で自分の身体を飛ばして飛行。再び組み合わさり再生する(同作者の「鉄人28号」登場のロボット、ギャロンとほぼ同じギミックである)。

 バビル2世が呼んだロプロスにより、雪山の斜面に弾丸を打ち込まれ、発生した雪崩に巻き込まれて生き埋めになった。

 生物には見えないが、ロデムが「生きているエネルギーを感じる」と言っていたので、何らかの生物と思われる。


改造人間(仮)(1巻、2巻)

 都内の改造人間工場にて、警備および各種戦闘、人体パーツの輸送任務などを受け持っている。

 顔は傷痕などで、痛々しくも異様な面容に。

 ビル街を飛び回るほどの体術を有し、常人では相手にならないほどの戦闘力を有す。しかし、バビル2世には及ばない。

 死んだら死体は即座に分解し、証拠を残さない。

 複数名が銃で、まだ覚醒したてのバビル2世を銃撃し重傷を負わせ、さらに犬を連れて追跡した。


BR三号(2巻)

 ヨミが、部下の進言を受けて、塔の直接攻撃のために投入した地雷ロボット兵器。

 R国のソドム大佐がヨミの命令を受け、塔の付近に大量に投下した。

 戦車の下半分に、うずくまった人の上半身のようなロボット体とで構成。優れた探知装置を有し、探知してクローラーで移動。体当たりして爆破する。

 最高速度は時速40km。それ以上のスピードを有する目標には、上半身がミサイルになって発射。確実に目標を逃がさず爆破する。分析したバベルの塔のメインコンピューターいわく、

歩く地雷のようなもので、地上戦・戦車戦などでその力を発揮すると思われます

 優れた探知能力を逆手に取られ、バベルの塔近くの、第二次大戦時から放置されていた多数の戦車の残骸へと誘導され、残骸を爆破してしまった。


鉄仮面(仮)(2巻)

 等身大のロボット。トレンチコートに身を包み、鉄の仮面のような顔をしている。

 拳銃も通用しない装甲を有するが、バビル2世の透視により、目が弱点と見抜かれ、2体が破壊される。

 ある程度の自律行動が可能で、会話も可能。

 日本国内の国家保安局長、および副局長が、バビル2世と面会する場に数体が出現し、3人を拉致してしまう。


第二部

チベットの霊媒者(本名不明)(3巻、4巻)

 長衣に身を包んだ、怪しげな風体の老人。「かわいい子」と呼ぶ、煙状の謎の生物を呼び出し操る。

 チベットで4歳の頃に、何か口走った時に「かわいい子」を偶然呼び出し、それ以来「友達」になり、呼び声で色々な形になった「かわいい子」を、呼び出せるようになる。以後、自分を攻撃する者をこの「かわいい子」の力で復讐し、好き勝手な事を行ってきた。ヨミにこの力を認められ、仲間に入ったが、「かわいい子」が退散した後、サイボーグ七号により口封じに殺された。

かわいい子(3巻、4巻)

 チベットの霊媒者が呼び出す、正体不明の存在。霊媒者の命令のみに従う。

 霊媒者本人ですら「黄泉の国からやって来た死霊なのか、四次元の生物なのか、それはわしも知らない。しかし、わしの呼び声で現れ、わしの希望することをやってくれることはまちがいない」ことしか知らない。

 煙の塊のような存在で、物理的な攻撃は一切通用しない。一度だけ「翼の生えた悪魔」のような姿になり、自衛隊、北海道方面司令官の山部の死体を運び出した。

 服を着て、人間を装い移動。目標の人間を煙の身体で包み込み、心臓を麻痺させて殺害が可能。

 バビル2世ですら、エネルギー衝撃波で攻撃しても、少し怯ませただけで終わっていた。しかしロプロスの羽ばたきによる風圧に圧倒され、さらに爆弾を内蔵していた改造人間・山部司令官の自爆により、逃走してしまった。

 霊媒者いわく、

「あいつは強い光を嫌ってのう(中略)」

「(前に逃げ出し)呼び戻すのに2年かかったもんじゃわい」

 この「かわいい子」がいなくなり、直後にサイボーグ七号が送り込まれた。

サイボーグ七号(4巻)

 黒マントと黒衣に身を包んだ、長髪の男。

 パンチ一発でバビル2世を昏倒させ、長髪を伸ばし電撃を用いて霊媒者を焼き殺した。

 さらにスピードと怪力でバビル2世を翻弄し、マントの下からの強烈な光で視力を奪った。

 ロプロスと対戦するも、地面に叩き付けて倒してしまう。

 海岸に誘き出され、ポセイドンと対戦。やはりそのスピードとパワーで翻弄し、足を取って転倒させる。しかしポセイドンのレーザーを受けて体表面を焼失。さらにポセイドンに掴みとられ、念入りに握りつぶされて破壊された。

 その戦いぶりから、バビル2世は、

まるで恐ろしさというものを知らないように作られているみたいだ

 バビル2世が立ち去った後、残骸は回収され、ヨミはその記録映像からバビル2世の弱点を確信する。


第三部

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました