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辻斬り・狂騒曲・オンラインの編集履歴

2020-06-27 02:38:38 バージョン

辻斬り・狂騒曲・オンライン

つじぎりかぷりっちおおんらいん

『辻斬り・狂騒曲・オンライン』とは、小説家になろうに連載されているweb小説、 シャングリラ・フロンティアに登場する作中作のVRゲーム。略称は「幕末」。天誅!

そのゲームはあまりに突飛すぎるゲームシステム。

人間の善意を踏み躙ってぐちゃぐちゃの肉片にしたものを土に蒔いて耕したような世紀末……

いや、幕末・・っぷりから「エリートぼっち専用ゲーム」とまで言われた怪作


概要

小説家になろうに連載されているweb小説シャングリラ・フロンティアに登場する作中作の架空のゲーム。

通称は『幕末』。プレイヤーの合言葉は『天誅』。


本作品は作品内の設定が非常に多いことでファンに知られ、それは作中作のゲームにも及ぶ。

何度も言うように、このゲームは作中作のゲームであるのだが、その中でもゲームの設定がシンプルであるがゆえにバイオレンス。それでいながら、プレイヤースキルを極めるというストイックなゲーム性、何よりもプレイヤーが嬉々として生き生きと殺し合いを重ねるその姿から、ファンの中でも人気が高く、このゲームを主題にした二次創作小説が作られ、有志によってボードゲームが製作されているほど。


主人公のサンラクはこのゲームで相手の虚を突く対人スキルが磨かれたが、アーサー・ペンシルゴンをして、「サイコパスしか生き残れない地獄」と言わしめるほどにゲームの難易度と、何よりもこのゲームのプレイヤーの殺意が高すぎる快作。


ゲームの内容

頭のおかしい製作陣がプレイヤー同士のバトルロワイアルを前提にして作った生粋のPVP専用ゲーム。

箱庭型のオープンワールドでPL、NPC問わず「斬れば斬るほどハイスコア」というシンプルなコンセプトのゲーム。

プレイヤーは、維新陣営と幕府陣営の両勢力のどちらかに別れるのだが、維新陣営になると銃器が使えるようになり、幕府陣営になると刀のステータスキルに補正がかかるという違いがある。

魔法やアクティブスキルは存在せず、自身のステータスパラメータを高めつつパッシブスキル(抜刀術にモーションアシストが入る、など)で戦っていくゲーム。


ここまでなら他人との協力もゲームの内と思いがちだが、実際にはゲーム内にモラルなどなく、爆殺、謀殺、裏切りなんでもあり。

このゲームの新規参入者は最初に中級者たちからリスキルされまくるのがこのゲームの洗礼。そして、この洗礼を切り抜けられない者はこのゲームの適正が低く、ゲームを行う資格がないと言い切られるほど世紀末なゲーム。


ちなみにこのゲームの適性の有無は作者曰く開幕リスキルで「は?何これクソゲーじゃんやってられるか」ではなく「殺した奴、顔覚えたからな……地獄の果てまで追い詰めて切腹させたるからなぁ……っ!」となるかどうからしく、要はキルしてきた奴に対して強い憎悪や復讐心、そこまで至るまでの強い克己心を持てるかどうかが重要でニュービーの段階で後者の思考に至れる者は幕末の適性高めでだそうな。


そんな殺伐極まりない環境では適正のないニュービーは淘汰され、適性のあるプレイヤー同士が喰らい合う蠱毒の地獄と化している。だがゲームシステム自体は良好であるため適性さえあればどハマりするプレイヤーもおり作中ではサンラクに勧められて幕末をプレイし始めた京極は見事に幕末に適応し「控えめに言ってここが僕の魂の場所だよね」と言うほどハマっている。


結果としてプレイヤーのモラルは世紀末のモヒカンより壊滅的で爽やかな初心者狩り、爆殺、謀殺、裏切り、騙し討ち、袋叩き、復讐、報復、制裁が横行し、磁石の如く目まぐるしくプレイヤー間での結託と裏切りと仲間割れと同士討ちと袋叩きが行われるこのゲーム内においてはログイン時やログインボーナス確認、PKした後の僅かな余韻すら致命傷になりうる修羅の世界である

総じて一般常識を持ったプレイヤーからしたらクソゲーである事この上ないが適性のあるプレイヤーはどっぷりとハマるほどの中毒性をもつ上ハマった中毒者は現実や他ゲーのストレスを他のプレイヤーへの理不尽な八つ当たりによるストレス解消の道具として活用していることも

それでも幕末プレイヤーなら「これも幕末故致し方なし」と笑って許した上でズンバラリしてくる。


作中に登場する戦法も、『獲物になったプレイヤーを味方ごと叩き斬る』肉盾式天誅、『乱戦を切り抜ける為に因縁も何もない人間を仇討ちの相手に指定する』仇討ち感染、等々、普通は思いつくだけでもドン引きするような戦法ばかりが出てくる。

そのうえで、トップのプレイヤーはそんな外道極まる戦法をその身一つで切り抜けることのできるバケモノじみたプレイヤースキルを持っており、ランキング一位のプレイヤーに至っては、『百人のプレイヤーに襲われるも逆に殲滅する』と言う離れ業をやってのけており、『蟲毒』だの『金魚鉢の鮫』だのと呼ばれるほど、鍛えられたプレイヤー達による、もはや人外魔境の地となっている。


ゲーム内の力関係は強者1人より多人数で一斉に襲いかかる方が有利で「一人の強者<<<百人の雑魚」という方程式を常に頭に入れておけば大体なんとかなる。1位ランカーは先述の百人切りをやってのけた例外。この場合は「ランキング1位>>>百人の雑魚」となり雑魚側にランカーが1人でもいないと高確率で殲滅される。


とは言え、プレイヤー側も他ゲーに幕末のノリを持ち出さないなど民度は比較的良いゲームであるが、


常に後ろを警戒するようになったら三流

上空にさりげなく注意を向けるようになったら二流

むしろ自分から殺しに行くようになったら一流


と、幕末色に汚染された人間というものはどうあがいても鉄砲玉気質になってしまう。


主な幕末プレイヤー

さぁさ皆さんご一緒に、人斬りの業を全部責任転嫁する魔法の言葉を唱えましょう。


「天誅ッ!!」


天がやれって言いました、だから仕方ないね……天誅に御座る!



サンラク『祭囃子』

シャングリラ・フロンティア本編における主人公。

「幕末」におけるサンラクおよびその二つ名。イベントの時だけ顔を出す二刀流使いとして知られる。

最近二つ名が付き、他の候補として「お祭り野郎」があった。

過去には二番隊の切り込み隊長レベルのスコアを叩き出した。イベント報酬刀の二刀流をメインとして使用する般若面に着流しが特徴。

ログイン率からランカー勢にははぐれメタルのような存在として知られている。

強さで言えば、ガチで「周囲のオブジェクトを無視した上で」「一対一で」勝負した場合は、二位以下とは結構戦える。

ただし、火薬や高低差やNPCなど、幕末の沼に毛先まで沈んで最適化された連中のホームグラウンド・シチュエーションが絡んでくると、勝率30~50%くらいと不利を強いられる。

ただ基本的にそこまで積極的にランカーへと喧嘩は売っていない。

理由として強さの割に命の価値が一般プレイヤーと同等なランカーを苦労して倒すよりも、リスポーン狙って雑魚どもを根切りにした方が旨味が多い事を知っているため。

「ログイン天誅」の考案者。

新選組ランカー


京極(アルティメット)『あるてぃめっと』

シャングリラ・フロンティア本編における主人公の所属するクラン『旅狼(ヴォルフガング)』のクランメンバーであり、シャングリラ・フロンティア内でサンラクに騙されて紹介されて幕末デビューを果たしたイキり絶壁猪?侍ガール。

リアルバレとかまったく気にしないような、ドヤ顔で龍宮院流を説明して天誅されている。

サンラクにだまされて幕末をプレイし始めたものの、「ここが僕の魂の居場所だよね」と言い切るほどに幕末に嵌まり、その結果最近、幕末度が急上昇中である。よくサンラクを幕末に誘っているが、その理由は言うまでもない。イベント「極限月下」のさ中に天誅の何たるかを悟ってしまい(「一線を踏み越えてしまった」とも言う)、とうとうどっぷりと堕ちてしまった。


グラビ帝『刀雨』

リスキル、闇討ちなどで集めた刀を屋根の上からブン投げまくるプレイヤー。

リアルで物理学関係に強いらしく、落下軌道計算とかしてくる。


展示窓『轟車(ゴーカート)』

荷台(「子連れ狼」の乳母車?)に大量の火縄銃を積み込んで街中を爆走する歩く火薬庫。

本気モードになるとガトリングを積み込みはじめる広域殱滅型プレイヤー


ハル『銭鳴』

指パッチンを戦闘中に相手の顔の前で鳴らして集中力を削いだところを必殺の一刀で切り裂く戦法を得意とする。

ただの指パッチンだろ、とタカを括っていると銭を指の力だけで飛ばしてきたりする

なお指パッチン(拍子撃ち)は幕末プレイヤーには3回ほどで対応されてしまうらしいが、作者曰く「わざとでかい音で指パッチンして相手のわずかな動きからおおよその位置を割り出すとかできる」らしい。人間じゃねぇ


突き出した手が指パッチンだろうがパンチだろうが切り落とせば同じでは?????(ランカー思考)


サンラクが謎の高レベルプレイヤー『顔隠し』として、全米2位の実力を持つ格ゲーマーのアメリアサリヴァンとテレビ番組の『笹原エイトのチャンネル8!』で戦った際には、サンラクが彼女の「拍子撃ち」を真似したシーンを見ていたが、自分の技を模倣できそうな奴が多過ぎて誰か分からなかった。

なお後で声でバレた模様。


トリガー『戦争屋』

仇打ち感染の技術に長けた維新志士側ランカー。本人も強い。

「上空肉盾貫通型奇襲式袋叩き天誅」すらも迎撃してみせた、という記録が存在する。


幕末ランカー

幕末のサービスが始まって以来数千数万と重ねたきた蠱毒の地獄に適応し幾万の屍を糧としてその頂点に君臨する幕末総合ランキング最上位の10人のトッププレイヤーのこと。


幕末に割とガチで人生を捧げた狂人で一般プレイヤーからは「歩く災害」認定されているガチ廃人達である。


通称『金魚鉢の中の鮫


幕末という蠱毒の地獄の中で数多の同族を喰らい、練磨されていっただけあってその実力は他のプレイヤーがダークソウルをやってる中でランカーは挙動がアーマードコアと作者に称されるのがその実力を物語っている。


詳しく説明すると初心者はシステムアシストでゲームに慣れていきある程度ゲームに慣れるとシステムアシストを切ってプレイするがランカーはこのシステムアシストを悪用してあからさまにおかしい挙動を意図的に引き起こしているとのこと。


ただしそれでも幕末のセオリーには逆えず数十人単位の討伐隊を組まれて天誅されることも多い。唯一の例外はランキング1位ただ一人のみ。


ランカーとして君臨する以上全員が熾烈な修羅場を潜り、勝利を重ねていったPvPガチ勢に他ならずそれ故にその技量も


・高速で迫る刀を素手で弾いて即座に抜刀天誅

・上空奇襲式袋叩き天誅を当然の様に迎撃して逆に天誅する

・斬馬刀を上空に投擲、自然落下で銃でも届かない標的を刺す


など他を隔絶しているがその代償に幕末のエンジンに適応しすぎた為他のゲームでは実力を十全に発揮できず、これが金魚鉢の中の鮫と呼ばれる所以の一つでもある。


彼らのランキング順位を表現する際に「大体」という曖昧な言葉が用いられるがこれはランカー間の実力は大凡定まってはいるも下位プレイヤーの干渉によって度々下克上が発生するからである。


メンバー紹介

不動のランキング1位『ユラ』

『辻斬り・狂騒曲(カプリッチオ)・オンライン』。通称『幕末』の最強プレイヤー。二つ名はレイドボス。

恐らくは作中を通してみても最強とも言える程のプレイヤースキルを持つゲーマーであるが、本人がサヴァン症候群的な障碍を抱えており、その影響で「自身の中にある会話のリズムが崩れると強い不快感を感じる」という性格というか人格が災いし、現実世界における人間関係の構築が壊滅的に苦手だった。

しかし、どいつもこいつも笑顔で殺しあい、袋叩きにしようがイラついてぶった斬ってもお咎めなしで爽やかな殺戮や虐殺が日常茶飯事幕末は、まさに彼にとって心のオアシスであり水を得た魚の如く腕を上げていき、遂には幕末最強のプレイヤーとして君臨している。その強さはチーターを素の実力で叩き潰し、人外プレイを平然とやってのける化け物揃いの幕末ランカー達ですら太刀打ち出来ず一般プレイヤーの集団をなぎ倒す様は一種の災害とまで呼ばれるほど。ちなみにそんなプレイヤーたちが待ち伏せ場所への陽動手段として到達した果たし状という手段を切っ掛けに、上述の欠点に筆談という打開策があることが発覚。家族関係レベルで関係修復ができるという、文字通り幕末に人生を救われた少年。かなり裕福な家庭だったせいか、両親は幕末開発メーカーの筆頭株主になっているのは余談。

見た目はぽやっとした天然気味な美少年であり、男受けする受け顔。

現状、唯一主人公のサンラクが完全敗北している存在であり、サンラク曰く「幕末のエンジン下で一対一で奴に勝てる気がしない」との事。


大体ランキング2位『当千』

『幕末』における順最強である二位のプレイヤー。二つ名は『俺たちの勇者』。

幕末最強のプレイヤーであるユラとまともに戦える数少ないプレイヤーであり、新選組陣営における最強プレイヤー。

幕末プレイヤーとしては最高峰のプレイヤースキル持ちであり、そのプレイヤースキルの高さは、基本的に『幕末』における対ユラ戦法はプレイヤー百人規模による壮大な袋叩きが基本であるが、当千が参加しない場合、その袋叩きですらも失敗する可能性があるというほど。

だが、そのプレイヤースキル以上に、ユラに執拗にフルボッコにされても折れないオリハルコンハートの持ち主なので、他プレイヤーのみならずレイドボスさんからの好感度も高めだが、容赦なく天誅される。まあ、それが幕末だから……。

だが、勇者といは言うものの、ユラと戦うとき以外にプレイヤーを遭遇した場合、速攻でプレイヤーを狩りに行く生粋の幕末プレイヤー。

サンラクが幕末のイベントに参加していた際、ユラとの戦闘に介入し、二人でユラに挑んだが結局二人纏めて返り討ちにされた。


リアルでは自称ではない自営業を行っており、大きい会社ではないものの、少なくとも社畜的暗黒面に堕ちる程のハードライフを送っているわけでもないので結構な頻度でログインしており、対レイドボスさん用にチェアー型VRシステムも購入している剛の者。

それでもレイドボスには勝てない為、だからこそより一層沼に潜行している。


大体ランキング3位『メタルマシュマロ』

「死んでリスポーンするまで一本の刀しか使わない」という縛りを己に課しているプレイヤー。その縛りプレイから、付いた二つ名は『唯一剣』

逆に言えばそれ以外は一切縛ってないので不意打ちだってするし、ただ一本の刀を普通にぶん投げたりする。折れたら素手で殴りかかってくる。縛ってる割にフリーダム。

女性。むっちりタングステンと熾烈な争いを繰り広げている。

死んでリスポーンするまで一本の刀しか使わないという縛りプレイをしているが、それ以外は何でもするのでフリーダム。


大体ランキング4位『むっちりタングステン』

大量の針を投擲することで的確に急所を射ち抜いてくる自称「ダーツで負けたことがない」プレイヤー。そのプレイスタイルから、付いた二つ名は『針千本』

団子屋を根城にしており、油断してると両目に串が飛んでくるが、実はアイテムの上限関係で手持ちの針は99本しかない。残り901本は団子屋で現地調達……!!

大量の針で急所を撃ち抜く。アイテムの上限で手持ちの針は99本しかないが、残りは団子屋で現地調達。


名前が対極にあるメタルマシュマロとは熾烈な争いを繰り広げており、幕末内では完全に他人同士として殴り殴られの関係だが、実はむっちりタングステンとメタルマシュマロはリアルで交流があり、恋愛感情が発生し得ない友人関係という裏設定がある。作者曰く、「どっちかが結婚しても純粋に祝福する関係です」


大体ランキング5位『フラバン』

鍬に花火を乗せて投石機よろしく、花火をぶん投げてくる幕末・ダイナマイト・プレイヤー。二つ名は『紅蓮寧土(グレネイド)』。

「刀雨」共々幕末の天気予報をトチ狂ったものにしている元凶、なお地味に「爆発オチ最多経験者」という称号も持っているがそれを言った奴はそいつだけ天気予報が「一日中花火」になる。拠点にしている火薬庫を爆破した奴は一週間天気予報が花火で固定となる。

ミリオタであるが、なぜそんなヤツが幕末やってんだと聞かれてもまぁ「幕末の妖力に……」としか言えないとのこと。恐るべき、幕末。


大体ランキング6位『摩天郎』

二つ名は、『(あいつ)←(くいっ)上を指差しながら』

極めて珍しいパターンとして上を指差す、というゼスチャーとセットな二つ名(?)を持つプレイヤー。というのも幕末では珍しい弓矢を扱い、高所に登って上から不意打ち狙撃をするプレイヤーなため他と比べてもヘイトが高いのが理由。とはいえ拠点防衛の巧者なので攻略難易度は高い。なお足場ごと爆破する紅蓮寧土は天敵。

特筆すべき点も無い一般人だが、実はフラバンとは芋砂とC4爆弾魔という関係で別のゲームで会った事がある。


大体ランキング7位『海蘊藻屑』

名前の読み方は「もずくもくず」。二つ名は、『デュラハン』

実力自体はランカーに相応しいが特徴的に特筆すべき点があるわけではない。だがその最大の特徴は「NPCの天誅に熱意を向けている」という点であり、二つ名の由来は将軍(NPC)天誅を狙って襲撃するも大体は返り討ちで打ち首にされていることから。

1位のレイドボスと並ぶほどミステリアスなプレイヤーで、その正体は一切不明で、他のプレイヤーにリアルを漏らす事なく、いっそ異常とも言える執着で日夜NPCを襲撃しており、幕末内では、プレイヤーの間で『満月の夜だけ正気を取り戻す』という噂が流れるような摩訶不思議人物。作者曰く、「ユラ君が電波を受信する系だとしたらこっちは月を見て瞳を生やす系」

NPC天誅に身を捧げてることとは別に、質屋襲撃のスペシャリストという一面もある。

幕末において質屋は、ある意味アイテム保管の絶対安全圏でもあるため、壊して預けたアイテムをばらまくデュラハンは人気とヘイトが半々の状態。


大体ランキング8位『誠意大将軍』

二つ名は『吹雪狩』。二つ名の由来は、とあるプレイヤーがリスキルでポイントを荒稼ぎしてランクインしたせいでランキング報酬の『地布武鬼』を逃したので、そのことを凄まじく恨み、

『地布武鬼』を手に入れることに執念の炎を燃やしていることから。

二つ名とは別に、幕末に魂を売り過ぎて人間性を喪失した末路として、プレイヤーを見つけ次第刈りにくる暴力装置と化している。

最終的にはサンラクが持ってた地布武鬼を回収した。が、デスゲーム風味イベントでまたヘイトが溜まったので今後も見つけたら襲う。

殿様的ちょんまげが目印で、見た目こそギャグ寄りだが、俺達の勇者」と「針千本」を謀殺天誅した腕前は一定の評価を得ている。

また、大太刀を用いた示現流を使うが、大太刀の取り回しはイロモノが多いランカーの中では新撰組サイド20人くらいなら普通にチェスト対応できるという、正統派の強さを誇る。

一方で所属陣営は新選組陣営であり、地味に歴史に強いプレイヤー達からは微妙な顔をされている。


リアルでは大学生で、互いに知らないことだが「銭鳴」とは同じラボ。

元々ラボにいた二人の先輩が幕末をやっていたことから二人とも幕末を始めているためで、そして別々の場所でそれを知ったので互いに相手も幕末をやっているとは知らないという裏設定がある。

ちなみに、元凶となった先輩はとっくの昔に引退して別ゲー(シャンフロ)に移行して言うるとのこと。


大体ランキング9位『十文字大福』

二つ名は、『狂犬』、『逆半裸』、『モロ出し』等。

積極的に上位ランカーへとケンカを売るファイティングスピリッツの塊だが、その外見は上半身は鎧兜なのに、下半身は褌でハンマー装備という変態の塊でもある。しかし彼を「モロ出し」と呼ぶと地の果てまで追いかけられて叩き潰される。

ランカーなので当然格下相手には強いが、逆に言えば格上はもっと怪物なので大抵はイベントの序盤でレイドボスさんとかにボコられてスコアを稼げないでいる。しかし本編中のあるイベントでは「いのちをだいじに」を習得した結果、8位が向こうから転がり込んできた。

リアルでは実は中学生で、作者曰く「グラセフとかでボイチャに現れるキッズ」ポジション。

幕末適性が高かったので普通に馴染んでいるが、上記の理由から実は彼だけ見てる世界が違うというか、ちょっと描写がマイルドな世界で幕末をやっている。


大体ランキング10位『串勝』

二つ名は『被下克上』。二つ名の由来は、どこの業界でも「10位とか大したことないだろw」と侮られる宿命故、11位以降のプレイヤー達から最初に狙われる為。

火縄銃と刀の扱いが上手く、襲い来るプレイヤーは全員迎撃しているので普通にランカーとしては強いのだが、イベ中はほぼ確実に格下から粘着されるので上位を狙う暇がないという悲しみの戦士。なので襲い来る敵にはマジで容赦しない、三枚おろしにする。


リアルでは社会人だが、今時珍しくなくなった社畜系ではなく、仕事はきっちり定時に終わらせて帰る人。上司が嫌味を言ってきても、法的拘束力あるんですか?を素で通しているので社内ぼっちである。

それでも彼が抜けると部署が機能停止するので排斥されることはなく、息苦しい職場から脱出して幕末世界でのんびり辻斬りライフをエンジョイしているが、イベントでは格下に纏わり付かれる宿命に囚われている。


その他の人々


殲滅千刃妖刀神

かつては幕末でも屈指の実力者として君臨していたプレイヤー、初心者相手にイキり気味のプレイヤーであまり好かれていなかったが、ある日初期スポーンしてきたプレイヤーをカモにしようとしたところ、初期性能の刀で雑に天誅された。

そう、神殺しユラの伝説はここから始まった


ちなみに本編、設定鍵どちらともに登場していない。作者のTwitterでその存在が明らかにされた。


グングニルかぐや

幕末世界に存在する竹林エリアに出没するプレイヤー。ランキングは十五位くらい。

かぐやと名乗っているがその挙動は姫というより猿のそれであり、竹林を駆け巡りながら竹槍を投擲して敵を仕留める。

「竹林ならレイドボスさんも倒せる」と豪語したら有志によってユラが竹林に誘導され……嫌な、事件だったね。

その姿は完全に森を追われた獣が人里に降りて射殺される様子そのものだったという……(下手に善戦したせいでレイドボスさんに地の果てまで追いかけられた)


???(羅生門のババア)

???(メリーさん)

両名とも背後から襲う背後天誅のスペシャリスト。


竹槍使い

プレイヤー名不明。落ち武者狩りみたいな奴。

ランカーを撃破しようと挑戦したがあいつ(↑)の対地攻撃に勝てず、最終的に「竹槍のストックがぁ!?」とか叫びながらハイエナ狙い達に袋叩きにされた。



チート騒動

過去に一度だけこのゲームで違法チートが蔓延したがその際はランキングがチーターに独占されるかと思いきや上位ランカー陣が結託し、運営もランカー陣に便乗した結果チートに完全対応したランカー陣が埒外の動きをするチーター達をチートに頼らない素の実力で徹底的にボコボコにしてチーターの精神を圧し折って退散させ、ランキングも通常時と全く変動しなかったという逸話が残っている。

チート対応例

•高速化チート→素で対応して切り捨て御免天誅

•絶対命中チート→クイックドローで先手を取って天誅

•無限アイテムチート→半数がチーターを引きつけてる間に残り半数がそこらへんのプレイヤーを虐殺して装備徴収による実質無限アイテムで天誅

•透明化チート→歩く際に捲き上る土煙と煙幕で座標を割り出して首切り天誅

•攻撃力超強化チート+高速化チート→完全に見切った上で団子の串縛りでノーダメ嬲り殺し天誅+「とりあえず生」的な「とりあえずリスキル」天誅

•無敵状態チート→バグ技で壁に埋めて延々と殴る蹴るの暴行を続けて心を折る。運営はチーターが心折れて消えるまで壁埋めバグを放置した。


サンラク「ひたすら笑顔のドリームチームから袋叩きにされるチーターには流石に同情しました。」



関連タグ

シャングリラ・フロンティア

シャングリラ・フロンティア作中に登場するゲーム

SEKIRO…そのあまりゲームの難易度の高さが、当ゲームと似ているとファン内で話題になった。

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