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うんこじゃっ!

あることのきねんでつくられたはなし

『絶体絶命でんぢゃらすじーさん』のエピソードの一つ。単行本第13巻に収録されている。因みに、この回の扉絵はメイン画像のイラストとほぼ同一。

あらすじ

じーさん子どもってさあ。「うんこ」好きだよね。

全ては、この唐突な発言から始まった。

はその発言に当然の如く

(1コマ目からなに言ってんだこいつはーーーーーッッッ!!)と困惑する。

その後、じーさんは

・子どもはうんこといえば爆笑する。

・とりあえずうんこと言っておけば、ギャグマンガはそれでOK。

と、(孫曰く)子どもをバカにしてるような事を言う。

そして、

「…だから…今回の漫画は…、「うんこ」としかしゃべらない事に決めた!!

というトンデモ発言をしたのだ。

仰天する孫をよそに、じーさんはノリノリで話を進めていく。

さあ!いよいようんこだらけのマンガが始まるぞ!!

子どもたちよ、大爆笑するがいい!!

うんこだらけの内容

※上記の宣言通り、この話は(効果音を含めて)セリフ全てがうんこになっている。

そのため、じーさん達が何を言っているのかは理解不能なので、以下は彼らの動向のみを記す。

サブタイトル うんこのまき

校長の元へやってきたじーさん。

食事をしていた校長をじーさんはどこかへ連れていく。

場面は変わって、夜のバーへ。

バーテンダーゲベ(何故か顔がそのままで、体型が八頭身)が働いていると、じーさんと校長(何故か顔が劇画調で、こちらも体型が八頭身)が客として訪れた。

壁にあるメニュー(当然すべてうんこ)を見せるゲベ。

じーさんと校長は互いに相槌を打つと、二人同時に同一のメニューを選ぶ。

その後、酒を飲みながら会話するじーさんと校長。

だが、じーさんの発言に怒った校長は胸倉を掴み、じーさんを殴ろうとする。

しかし、それをゲベが校長を殴って静止する。

ゲベの突然の行動に動揺するじーさんと校長。

ゲベは突然リアルな顔&マッチョな体型で二人に力説する。

ショックを受けるじーさんと校長。

そして二人は泣き出し、ゲベ(顔がそのままでマッチョな体型)に飛びつく(何故か絵柄と体型が元に戻っている)。

何故こんな話ができたのか

…ここで孫がやめーっっ!!とストップをかける。

突然の静止に文句を言うじーさんに対し、孫は暴言を吐きまくり『今ので子どもたちの人気は上がりまくり』という考えも一蹴する。

そして、どうしてこんな話をやろうとしたのかと聞く。

それに対し、じーさんは溜息をつくと…

「どうやら…、話さねばならんようじゃな…。」

と躊躇いつつ発言。

曰く、今回の話は『あるコトの『記念』で作られた』らしい。

しかし、それを聞いたらガッッッカリするとの事。

それでも構わないから教えるように請う孫に、とうとう折れたじーさんは真実を話す事にした。

あるコトの『記念』それは…

作者が最近うんこもらしてな(実話)

それを聞いた孫は、崩れ落ち、

「そんなヤツにかかれてるオレたちってーーーーーーーーー!!」

と、じーさんの言った通りにがっっっかりするのであった…。

余談

  • この話を描いた当時、作者は28歳だった。
  • ミニコーナー『この本の中で作者が好きな話ベスト3!』では1位にランクインしており、作者は

この時はネーム作業があっという間にできたのをよく覚えている

いろんな人に聞かれるが 本当に漏らした

とコメントしている。

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