「助けを呼んでも無駄だ。スーパー1は吸い込んだぞ」
CV/峰恵研
概要
仮面ライダースーパー1、第31話『人間を吸いこむ!スプレー怪人の恐怖』に登場する妖怪王女配下のスプレー缶型改造人間。
『ジンドグマスプレー』という特殊なスプレー缶を使って人間たちを泡状の液体に変えて吸い込み、洗脳してジンドグマに忠誠を誓う「スプレー人間」に仕立て上げる作戦の実行を使命とする。
頭の噴射口から放出される『スプレー火炎』と『ジンドグマスプレー』と同じく『地獄スプレー』という攻撃で敵を体内に吸い込むことが出来る。
ちなみに吸い込まれた人間は数時間後に復元され、上記のように洗脳されて「スプレー人間」となって左腕の噴射口から体外へと放出される。
また、最後の手段として手足を引っ込めた状態での体当たり攻撃が最大の必殺技。
スーパー1を『地獄スプレー』で吸い込んだと思い込み、意気揚々と作戦を推し進めていたが、実際にはスーパー1はジンファイターを盾にしてその攻撃から逃れていた為、失敗に終わり、最後は『スーパーライダー稲妻閃光キック』を受けて爆死し、スプレー人間となった人々も無事元に戻った。
派生作品
山田ゴロの漫画版『仮面ライダースーパー1』では街中に毒ガスを散布する作戦を風向きが悪いからと言って中断したり川でおぼれていた子供を助けたり、そのまま子供と遊んだりと本編からは想像もつかない程のんびり屋になっており、スーパー1が駆け付けても子供に庇われるほどだった。
しかしあまりの脳天期ぶりに堪忍袋の緒が切れた妖怪王女によって服従装置のレベルを最大にされてしまい完全な悪の怪人へと変貌。そのままスーパー1に倒されてしまうというやりきれない末路を遂げた。