邪剣ソウルエッジ
じゃけんそうるえっじ
その正体
その正体は伝説の剣ではなく、使用者やその周辺の人間の魂を喰らう魔剣であった。
最初はただの剣に過ぎなかったが、多くの人間の血を吸う内に邪悪な意思を持つようになってしまった。
使用者に合わせて形態を変える性質を持つ。
ソウルエッジの軌跡
『ソウルエッジ』
様々な人間の手に渡り、やがては大海賊セルバンテスの手に辿り着いた。彼の二刀流に合わせて二本の剣に形を変えている。
『ソウルキャリバー』/『ソウルキャリバーⅥ』
ソウルエッジを手にしたジークフリートはナイトメアに変貌し、「イヴィルスパーム」が引き起こされてしまう。
その後ソウルエッジはアイヴィーなどの手駒を用意するが、それらを振り切ったキリクやシャンファが自分の元に現れる。
シャンファの持つ「霊剣ソウルキャリバー」によって破壊され、邪剣の暴走を抑える為に霊剣は邪気の満ちる空間に留まることとなった。
『ソウルキャリバーⅡ』
邪剣が無くなったことで安息の日々が訪れたかに見えたが、破片となった邪剣は生きていた。
再び「ナイトメア」となったジークフリートの手によってそれらは集められ、刻一刻と邪剣の
復活の日は近づき、その日はやってきた。だが、そんな折に邪剣を求めてラファエルなる男が現れる。
ナイトメアは彼を返り討ちにはしたものの、ラファエルの決死の一撃が邪剣の中核たる眼を貫き、邪気が急速に弱まる。そして正気を取り戻したジークフリートの目の前にソウルキャリバーが現れ、霊剣によって邪剣の中心は穿たれた。そして、互いを抑え込む膠着状態となったまま、二振りの剣は眠りにつくのであった。
『ソウルキャリバーⅢ』
ソウルキャリバーによって穿たれた瞬間、ソウルエッジの意思は悪しき炎となって、ジークフリートが脱ぎ捨てたかつての鎧に取り付いた。
そこへ現れたザサラメールの手により、邪剣の意思はナイトメアとして復活を遂げる。そして、時を同じくして復活した霊剣を携えたジークフリートが現れ、邪剣を携えたナイトメアと再び対峙する。最初の一合によって生まれた凄まじい衝撃と共に決戦の舞台は姿を変え、混乱が収まった時には両者はそれぞれの剣と共に姿を消してしまった。
イヴィルスパームを引き起こす点は同じだが、ジークはナイトメアに変貌していない。
最初は不完全な状態である「ソウルエッジα」だったが、4つの破片を集めたことで完全体「ソウルエッジΩ」として復活を遂げた。
物語の終盤で自分の過去の過ちに気づいたジークによって古都の大聖堂で力を封印された。