キバカブ
きばかぶ
概要
ゲーム「ポケットモンスターソード/シールド」に登場するジムリーダーのキバナとカブのBLカップリングタグ。
ゲーム本編では一切絡みの無い2人。
それなのに何故こんなにもキバカブ界隈は盛り上がっているのか?と疑問に思う方も少なくはないだろう。
だがその理由はなんと、実は2人が多数の共通点を持っていることが判明し、「これ、匂わせじゃね?」といった感じで盛り上がっているだけなのである。
そう、ただそれだけなのである。
ちなみに、2人の主な共通点とは以下のようなものである。
- 両者共に、トーナメントでの最初の手持ちが特性が『ひでり』のコータスである。
- 両者共に、手持ちであるマルヤクデとフライゴンが「勝ち虫」であるムカデとトンボをモチーフとしたポケモンである。そしてどちらも重宝された理由が「前のみに進む退かない虫」でもある。
- 両者共に、技の命令モーションが前のめりの姿勢から仰け反って叫ぶというものである。
- カブはジム戦での最後の1匹になった時の台詞が「カブよ」から始まり、キバナはファイナル戦での最後の1匹になった時の台詞が「キバナよ」から始まる。
- 両者共に、「○○シティ」という名前で、ワイルドエリアに直結している街のジムリーダーである。また、どちらのジムも古くから存在する伝統的な建造物であるのも共通している。
- カブはジムチャレンジ最初の難関、キバナはジムチャレンジ最後の難関という立場にいる。
- 両者共に、あと一歩のところでチャンピオンになれなかった存在である。
- 両者共に、"ダンデという存在"に強い影響を受けている。
(カブは過去にダンデとバトルをしたことにより心を救われ、キバナは"ダンデに勝つこと"に対して強い執着心を持っている。)
うわっ…キバカブの共通点、多すぎ…?
ちなみに、エンジンジムとナックルジムに勤めるジムトレーナー達は、それぞれスポーツ系とインテリ系で印象がガラリと変わってはいるが同じ見た目をしていたりする。
やはり匂わせなのでは…
余談
実はキバカブには、共通点だけではなく対になっている部分もあったりする。
例として挙げられる、2人の対となっている部分は以下のようなものである。
- カブは色白でガラルにおいては比較的背が低く、普段からつり目のナイスミドルなおじさんなのに対し、キバナは褐色肌で背が高く、普段は垂れ目な今どきの若者であるなど、見た目の特徴が正反対になっている。
- エンジンジムのマークはマルヤクデを模した兜であり、またカブの手持ちはみな日本の神社仏閣に祀られている動物がモチーフになっており、全体的に東洋のイメージが強くなっているのに対し、キバナが身に付けているヘアバンドは西洋の鎧がモチーフになっており、ナックルシティ全体が西洋の城を彷彿とさせるデザインをしている等、西洋のイメージが強くなっている。また、ドラゴンも西洋の伝説で語られる存在である。
キバカブって対になってる部分もあるとか、やばくね…?
しかしその後……(※DLCネタバレ有)
『エキスパンションパス』第一弾「鎧の孤島」にて、
なんと「キバナのコータスは天候変化を理由にカブが薦めたことから手持ちとして採用された」
という事実が「カブっちゃったね!」というダジャレと共にカブ本人の口から語られた。
(ちなみにキバナの方からもカブの名は出ずとも「ドラゴンポケモンを活かすためならタイプにはこだわらねぇ」と語られている。)
その際に呼び名が「キバナくん」であることも判明。
また、「砂あらしを克服しないとキバナくんに苦戦するね!」とキバナを好敵手として見ていることも発覚。
本編での手持ちかぶりが、2人の接点の伏線と言う名のガチの匂わせだったという急な公式からの供給により、キバカブ界隈は盛り上がりを通り越して次々とひんしとなったのだった・・・。