概要
逆さまにした「Y」の字のようなパーツを規則的により合わせたような見た目をしている。
『三国志演義』の英傑たちや玄天上帝のような道教の武神、四天王のような仏教の神将系尊格の図像でも山文甲が施された甲冑の着用例が見られる。
しかし、山文甲の甲冑は現存していない。製法や厳密な構造については謎が多く、現在において様々な復元が試みられている。
逆Yの両側に返しがあって「山」の字のような形にしたものを組み合わせる、という再現案は「山文」甲という名前を反映したものに出来る事もあり有力視されている説であるが、確証はない。