「魚をはじめ、あらゆる海のものは、地球人には渡さんぞ!」
「海と魚を操ることができるのは、全宇宙に、ポセドニア星生き残りの、ワシしかいないはず!」
CV:広森信吾
登場話:第23話「イルカに乗る少年」
概要
大星団ゴズマの宇宙獣士の一体にして、海や魚を操るポセドニア星人唯一の生き残り。海に特殊な霧を発生させて人間の水産資源獲得を妨害し、生命とエネルギーの宝庫にして地球の7割を占める海を支配する作戦を展開した。
黄色い魚のヒレが合わさったような1つ目の魚人といった姿で、正面から見ると細身の、横から見ると三角形の、それぞれ全く違うシルエットに見えるデザインが特徴的。
活躍
星王バズー直々の命を受け地球に降り立ち、黒い霧を発生させることで人間から魚を全て隠していたが、ポセドニア星人の血を引くシンペイ少年の貝笛によって魚を呼び戻され、地上に降り立った際にチェンジマンと戦闘。目からの光線で5人を迎撃し、チェンジグリフォンのグリフォンアタックを受け、チェンジソードの攻撃を受ける前に空を飛んで海の中へ逃げおおせた。
再度作戦を展開するも、シンペイ少年の再びの呼びかけで魚やイルカが解放されてしまったため、本格的に彼の始末に乗り出す。再戦では目や胸部からの光線で攻撃し、白い霧を発生させ、その中で身軽に動いて連続体当たりや光線攻撃をしかけるも、チェンジソードの銃撃に怯み、グリフォンマグマギャラクシーとパワーバズーカの前に散る。
直後ギョダーイの光線により巨大化。海に飛び込み、有利な海中で圧倒するが、チェンジシールドの投擲攻撃の前に海から逃亡し、その隙を逃がさず放たれた空を飛んでのチェンジバルカンと電撃剣スーパーサンダーボルトにより爆散した。
余談
デザイン時の名前は「シードラ」。タツノオトシゴを意味する英単語「seadragon」に由来か。
同胞に遭遇したことに何の感情も抱いておらず、冷酷な獣士になってしまったことが伺える。副官シーマに対しタメで話しており、バズーに見込まれるだけあってかなりの自信家なようだ。