STG版『R-9A ARROW-HEAD』
概要
元々は宇宙空間における作業用のものだったが、対バイド戦用に強化された波動砲と最新鋭テクノロジーによって開発された攻防一体の武装ユニット「フォース」を搭載することで、初めての異層次元戦闘機としてロールアウトされた。
初期型(R-TYPE)のロールアウトは2235年。低出力波動砲を装備しており、チャージが1ループとなっている。
後期型(R-TYPE FINAL 他)のロールアウトは不明。高出力波動砲を装備しており、2ループに変更されている。またザイオング慣性制御システムを装備している。
装備可能な装備
・スタンダート・フォース(ラウンド・フォース)
・追尾ミサイル
・ラウンド・ビット
固定装備
超高速電磁レールキャノン
R戦闘機に標準装備された機銃。バルカンと呼称される事もある。
威力は低いが連射性に優れ、状況を選ばず使用が可能。
スタンダード波動砲
R-9に戦艦級の火力を持たせる事を目的に開発された兵器。
機体前方に形成した力場から、ベクトルを付与したエネルギーを解放する。
レールキャノンの十数倍に達する威力を持ち、破壊した敵を貫通する特性を持つ。
フォース装備時
追尾ミサイル
機体上下に発射される一対の対空ミサイル。
威力は低く発射間隔も長いが、敵を自動追尾する為、命中率が高い。
対空レーザー
高密度集束光条体。
水平方向に二重螺旋状のレーザーを放つ。
ビットを装備している際は、同時にビットからもレーザーが発射される。
反射レーザー
連続変化プリズム型光条体。
水平と上下ナナメ45度方向それぞれに障害物で反射するレーザーを3本放つ。
対地レーザー
対物追従型連続光弾体。
上下に地形に沿って進む威力の高いレーザーを放つ。
しかし、上記の二種に比べて連射が効かず、有効に使える場所は限られている。
ミサイル
追尾ミサイル
機体上下に発射される一対の対空ミサイル。
威力は低く発射間隔も長いが、敵を自動追尾する為、命中率が高い。
ビット
ラウンド・ビット
機体の上下に展開される「人工のフォース」を目標として作られた球形のオプション兵装。R-9Aの機体側面にあるビットコンダクターで制御されている。なお、フォースコンダクタと同様に、R-7から搭載されている。 実践投入が早まり不安定なまま実践投入されたため、対空レーザーを装備したときのみ支援攻撃を行うが、それ以上の物には成り得なかった。 機体が激しく動き回ると、追従の反動により機体側面周囲を回転する。後に制作される様々なビットの中には、機体の動きにほぼ確実に追従するものが登場している。 後に「人工のフォース」という構想は、R-9/0のシャドウフォースで結実される。
樹形列
ベース機体
なし
後継機
- R-9A2 DELTA:直系後継機。大気圏内での活動を視野に入れたモデル。
- R-9B STRIDER:派生機。長距離巡航を目的とした機体。
- R-9D SHOOTING STAR:派生機。長距離射撃を射撃することを目的とした機体。
- R-9E MIDNIGHT EYE:派生機。データ収集など、主に偵察を目的とした機体。
- R-9F ANDROMALIUS:派生機。コントロールロッドテスト用の機体。
- R-99 LAST DANCER:派生機。全ての装備が可能な究極互換機。
TACTICS版『Rwf-9A ARROW-HEAD』
概要
STG版のアロー・ヘッドとの大差はないが、以下の変更点がある。
- 形式番号が『R-9A』から、装備の波動砲(Wave gun)と、フォース(Force)の頭文字をとって、『Rwf-9A』に変更されている。
- TACTICSの仕様上、対地レーザーが直轄追尾式のサーチレーザーに変更されている。