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R-9Aの編集履歴

2023-09-13 13:16:34 バージョン

R-9A

あーるないんえー

アイレムのSTG・SLG『R-TYPE』シリーズに登場するR戦闘機の原点。

[汎用量産機]

バイドミッションに使用された機体。

地球文明圏における最初の次元兵装を有する機体である。

その開発は、「波動砲」ユニットと唯一の次元兵装「フォース」コントロールデバイスの付加に重点をおいて行われた。


概要

2043年に発足した宇宙空間機動計画機体開発プロジェクト「RX-プロジェクト」に端を発するRシリーズは、その祖となるRX-T1スケルトンから幾度の改良を経て実用化された汎用作業機R-3をベースに開発が進められ、対バイド戦用に強化された波動砲と最新鋭テクノロジーによって開発された攻防一体の武装ユニット「フォース」を搭載する事で、初めての異層次元戦闘機としてロールアウトした。ザイオング慣性制御システムを始めとした革新的な機能を搭載している。


有人テスト機であるR-7の時点でフォースとビットの運用能力及び異層次元航行能力を有し、異層次元戦闘機としては完成をしていたが、試験中に事故を起こして機体は消滅している。フォースの試験中、機体後方にフォースを装着しての波動砲の発射時にエネルギー蓄積座標が後方に移動、波動砲は後方の機体に向けて発射され、R-7に直撃したことが事故の原因であった。その後、改良型の無人テスト機であるRX-8を経て、R-9で完成することとなる。


なお、初期型(R-TYPE)のロールアウトは2235年であり、チャージが1ループのみの低出力波動砲を装備。搭乗員は2名で、R-3から採用され続けているタンデム複座型のシートにはパイロットとナビゲーターの2名が搭乗する。


一方、『R-TYPE FINAL 』に登場する後期型のロールアウト時期は不明だが、こちらは出力がアップしたスタンダード波動砲を装備しており、2ループチャージが可能となった。更にフォースに蓄積されたエネルギーが臨界点に達する事で発動するスペシャルウェポン(⊿ウェポン)も使用可能となった。また、ナビゲーター用の座席は廃止され、搭乗員は1名のみとなっている。


武装

スタンダード波動砲

R-9に戦艦級の火力を持たせる事を目的に開発された兵器。機体前方に形成した力場から、ベクトルを付与したエネルギーを解放する。超高速電磁レールキャノン(ショット)の十数倍に達する威力に加え、破壊した敵を貫通する特性を持つ。


スタンダード・フォース

フォースとしては最初期のもので、これを基に様々な改良型や派生型が開発された。R-9SR-9/0が配備された時期では旧式化しつつある。


対空レーザー

高密度集束光条体。水平方向に二重螺旋状のレーザーを放つ。ビットを装備している際は、同時にビットからもレーザーが発射される。


反射レーザー

連続変化プリズム型光条体。水平と上下ナナメ45度方向それぞれに障害物で反射するレーザーを3本放つ。


対地レーザー

対物追従型連続光弾体。上下に地形に沿って進む威力の高いレーザーを放つ。しかし、上記の二種に比べて連射が効かず、有効に使える場所は限られている。


追尾ミサイル

ヒートシーキング(熱探知型)ミサイル。機体上下に発射される一対の空対空ミサイル。威力は低く発射間隔も長いが、敵を自動追尾する為、命中率が高い。


爆雷

自機の真下に投下する爆弾。敵に接近した際の連続投下性能が高い。


ラウンド・ビット

機体の上下に展開される「人工のフォース」を目標として作られた球形のオプション兵装。不安定なまま実戦投入された為、対空レーザーを装備した時のみ支援攻撃を行うが、それ以上の物には成り得なかった。機体が激しく動き回ると、追従の反動により機体側面周囲を回転する。ただし、フォースとは違い敵弾を防ぐことはできない。


派生機

  • R-9A2 デルタ
    • 直系後継機。大気圏内での活動を視野に入れたモデル。

  • R-9B ストライダー
    • 派生機。長距離巡航を目的とした機体。

  • R-9D シューチング・スター
    • 派生機。長距離射撃を目的とした機体。

  • R-9E ミッドナイト・アイ
    • 派生機。データ収集など、主に偵察を目的とした機体。

  • R-9F アンドロマリウス
    • 派生機。コントロールロッドテスト用の機体。

  • R-99 ラスト・ダンサー
    • 派生機。全ての装備が換装可能な究極互換機。

敵として

『R-TYPEΔ』では第1次バイドミッション後、宇宙要塞「アイギス」の格納庫で修復もされずに放置された事で「サタニック・ラプソディ」を引き起こす原因となった。

そしてステージ4のボス、Q.T.キャットを撃破すると内部からR-9が出現、そのままどこかへ飛び去って行く。

ステージ6ではフォースを装備して随伴機であるR-11Aと共にボスの前座として登場する。


ラスボスとして

『R-TYPE FINAL』のステージF-B『夏の夕暮れ』ではボスとして登場。シリーズ初の自機であると同時に、シリーズ最終作のラスボスという立ち位置を得た。


その性能は凄まじく、通常弾129発分の高耐久力に加え、まるでハイパードライブでも搭載しているかのような波動砲の連射機能(通常時は3連発、難易度BYDO時は5連発)を備える。


更に一定ダメージを受けると、プレイヤーの自機(B-1DあるいはB-3B)からフォースを奪取し、スタンダード・フォースへと変換してしまう。当然ながらフォースは破壊不可能な上、自機の通常弾やミサイルはおろか波動砲すらも防御・無効化し、分離した際にはR-9A本体との連携攻撃を仕掛けてくる。


おまけに各種レーザーの種類変更機能まで持ち合わせており、自機の位置や状況に合わせて対空・反射・対地レーザーを発射してくる。追尾ミサイルやラウンドビットこそ装備していないものの、史上最強のアローヘッドと言えるだろう。


これらの攻撃を上手く切り抜ければ撃破する事は可能だが、たとえ倒したところで、この星にバイドと化した自機とプレイヤーを迎えてくれる者など誰もいないのだった……


TACTICS版Rwf-9A

外見上はSTG版のアロー・ヘッドとの変化はないが、以下の相違点がある。

  • 形式番号がR-9Aから、装備の波動砲(Wave Cannon)と、フォース(Force)の頭文字を取ってRwf-9Aに変更されている。
  • ゲームの仕様上、対地レーザーが直轄追尾式のサーチレーザーに変更されている。
  • フォースにも耐久値(HP)が設定され、一定の攻撃を受けると破壊されてしまう。

ベース機

なし

派生機

  • Rwf-9A2 デルタ

カスタム機

  • Rwf-9Abk ARROW-HEAD BK
    • Rwf-9Aのカスタム版。黒色の特殊塗装により回避率が向上している。それ以外は通常のRwf-9Aと同様。

  • Rwf-9Ard ARROW-HEAD RD
    • Rwf-9Aの要撃仕様タイプ。基本は通常機と同じだが、スピードと回避性能が向上している。塗装の色は赤。

  • Rwf-9Agr ARROW-HEAD GR
    • Rwf-9Aの索敵能力強化版。基本は9Aと同じだが、内臓レーダーの強化により索敵範囲が広がった。また、燃料・回避性能もわずかながら向上している。塗装の色は緑。

関連タグ

R-TYPE R-TYPE⊿ R-TYPEⅡ R-TYPE FINAL R-TYPE FINAL2

R-TYPE TACTICS R-TYPE TACTICSⅡ

R戦闘機 フォース

リョウ・ミナモト リィザ・ステファニー:『R-TYPEコンプリートCD』にて本機に搭乗。彼らは軍のパイロットではなく、民間の技術者だった。

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