2000年11月2日、米国の大手ネット掲示板に、2036年からやってきたと自称する男性が書き込みを行った。
男性はジョン・タイターと名乗り、複数の掲示板やチャットでのやりとりを通じて、
タイムトラベルの理論や自身のいた未来に関する状況、未来人である証拠などを提示していった。
(その過程でアップロードされた資料は、 現在も閲覧可能である)
タイターの発言は「予言」と言われることもあるが、あくまで彼が語ったのは彼がいた未来で起きたとされる事実である。彼がいた未来と我々の生きる「この世界」はもともと2%程度のズレがあると語っており、自分がタイムトラベラーであることを明かし未来の事を話したため更にそのズレが大きくなる可能性があるとも言った。そのため彼が話した出来事が起きなかった・あるいは日時や場所に大きなズレがあってもそれは「タイターのいた未来」ではそうではなかったというだけでタイターの発言を否定できるものではない。
タイターは、最初の書き込みから約4か月後の2001年3月に
「予定の任務を完了した」との言葉を残し書き込みをやめ、現在は消息を絶っている。
また、2003年にアメリカで発行された、タイターの発言ログをまとめた書籍「JOHN TITOR A TIME TRAVELER'S TALE」には
タイターの母親を名乗る人物から寄せられた手紙や、彼女からタイターに関する全資料を受け取った弁護士の話などが掲載されている。
母親を名乗るこの人物は、ジョン・タイターが自分の息子であることは否定していないものの、
平穏な生活を送りたいとの理由から彼との関係の一切を断ちたいと語っている。
Pixivではこの本人ではなく、彼を元ネタとしたSteins;Gateのキャラクターのタグとして機能している。
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