注意!この記事にはドールズフロントラインおよびその設定資料集のネタバレが含まれています
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ソ連の研究者「「使用人」を下ろせ。作戦を開始しろ。」
概要
バラクーダとはドールズフロントラインに登場する古代兵器であり、OGASの操る兵器の正体である。
データ
その全貌は謎に包まれており、キービジュアルおろかその姿も全く確認できない。判明していることは幅4メートル弱、移動速度は時速32キロ程度、大型ヘリで輸送できる大きさ、そして・・・とんでもなく危険ということだけである。研究部顧問によると生物のようにしか見えないがれっきとした機械であるそう。
能力
ここで説明するよりもその実戦記録をご覧いただいたほうが伝わるだろう。
テスト記録
1981年、一月五日。パキスタン領ランディコタル周辺でバラクーダの実践テストを開始。バラクーダ4機による作戦が実行された。相手はアメリカの有名工作機関CIA及びムジャーヒンディー(イスラム系戦闘グループのこと。)合わせて1000人程度。「おいおい、たったの4機でそんな軍勢倒せんのかよ」と思いきや、ここから阿鼻叫喚の地獄絵図が始まった。
まず最初に歴史で有名なカイバル峠に投下されたバラクーダは軽自動車くらいの走行速度でゆるゆる移動しだした。その後まもなく敵の斥候に見つかるがいきなり「捕食モード」と呼ばれる戦闘体型に移行。山岳地帯を強行突破し敵陣に殴り込みをかけた。当然敵も黙っておらず、無反動砲やバズーカ砲、はてや対戦車ミサイルや短SAMも引っ張り出して撃破を試みたが。バラクーダにはそのどれもが梨の礫。びっくりするほど効果がなかった。その上、ありとあらゆる兵器を受けても無損害。毛先ほどの抵抗も許さず相手を殲滅した。その後バラクーダは回収され作戦は大成功。しかし、その少し後に戦場跡の様子が気になった軍の科学者が偵察ドローンを派遣。その結果とんでもないことが明らかになる。バラクーダの通り道にはありとあらゆる物体が見受けられず、全ての有機物は単体まで分解され、死体を食らうハゲタカはおろか、その死体すら残っていなかった。また、攻撃時に1000度を超える高熱を発していたことが確認された。明らかにオーバーキルである。
これなんてSCPだよ。
そしてさらに厄介なことが発覚。どうもコイツらコーラップス液もばらまいていたらしく、汚染で必要以上の犠牲者が出てしまったらしい。
現在
カーター将軍が求めている兵器は多分これのことであるが、OGASがいなければ機動はおろか、持ち出しも不可能なので血眼で彼女を追っている。コイツら自体は遺跡内部にある模様。
余談
こいつらなんと、人為的に製作可能である。しかしかなり作ることが難しいらしく、一年に持って4~6体作るのが限度らしい。でもそれだけいれば十分すぎるほどである。
ソ連での呼び名は「使用人(リクワイアー)」。こんな使用人いらない。
ちなみにバラクーダはこの記事を読んでいるあなたも一回は食べたことがあるであろう魚「カマス」の英名である。この魚は淡水と海水のどちらにも住める上、人や自分より大きな魚に果敢に襲い掛かるとんでもなく凶暴な肉食魚である。一説ではサメより危険らしい。どんなとこでも使えて凶悪な性能を誇るこの兵器のモデルになったのも頷ける。
関連タグ
ドールズフロントライン・・・このゲームの設定資料集に情報が載っている。中国版しかないが、気になった方は購入してみるのも手だろう。
OGAS・・・メインホスト。彼女の命令一つで動いてくれる。
正規軍・・・追い求めている、ろくなことに使わなそうである。
ある教授・・・上に同じく欲している。こんな奴の手に渡ったが最後、世界が滅びる気がする。
カマス・・・元ネタとなった魚、塩焼きがうまい、ぜひ一度ご賞味あれ。