概要
1965年に発売されたシングル「天満橋から」のB面として収録された楽曲。作詞は佐伯孝夫、作曲は大野正雄。
曲は「奈良の春日野の芝生に腰を下ろすと鹿の糞が落ちていた」と言う内容の出だしで始まり、さらに鹿の糞を「黒豆」に形容する様な歌詞へと続く。
発売後
発売から20年以上経過した1987年に『笑っていいとも!』のタモリと明石家さんまが雑談をする金曜日のコーナー「日本一のサイテー男」の中でこの曲についての投書が寄せられ、サユリスト(吉永小百合の大ファンを意味する言葉)であるタモリは「(小百合ちゃんは)そんな曲は歌わない!」と投書の内容に猛反論。そこで実際にこの曲が流れるとタモリは落胆し、それを見たさんまは落胆したタモリを思いっきりいじり倒した。
この曲の反響は大きかった為、その後さんまはこの曲用に独自の振り付けを考案。『笑っていいとも!』だけでなく、当時レギュラー出演していた『オレたちひょうきん族』の中で渡辺正行と共に鹿の着ぐるみ姿で踊り(一部では「鹿フン踊り」と呼ばれていた)を披露した。
関連タグ
桃太郎電鉄 - シリーズ第1作であるファミコン版の隠し物件駅である奈良では、鹿の着ぐるみを着た桃太郎と鹿が鹿フン踊りらしき踊りを行う姿が描かれた一枚絵が表示される。
ミュージックステーション - ブームになっていた当時、芳本美代子がこの曲を歌唱する為出演した回があった。