翔(借りぐらしのアリエッティ)
しょう
ジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』の登場人物。
概要
CV.神木隆之介
病弱な12歳の少年。
生まれつき心臓に疾患があるため激しい運動が出来ず、手術前の療養として大叔母の貞子の家で1週間過ごすことになった。
引越し直後にアリエッティを目撃し、その後も彼女に興味を示して度々接触。
子供らしい安易な考えから善意としてドールハウスを送ったが、これがきっかけでアリエッティたちは引っ越すことになった。
両親は離婚しており、外交官をしている母の奈津江に引き取られている。父親とはそれきり会っておらず、母親も仕事柄海外赴任に行っていることが多いため、家族にも恵まれているとは言いがたい。(作中でも貞子がその事について翔が可哀想だと嘆いている)
そのせいなのか歳に似合わぬほど落ち着いていて大人びている一方で、手術や生きることには悲観的で薄幸的様子。
アリエッティに「君たちは滅びる運命にある」と残酷なことを告げるが、そこには自分と正反対で交流出来る家族と活発に動ける彼女に対して一種の羨望があった為である。
アリエッティの母・ホミリーが人間に連れ去られた時は彼女とともに救出に協力し、別れの際は角砂糖と交換する形で髪留めの洗濯バサミをもらい、生きる勇気が沸くことになった。
米林宏昌監督によれば翔は中の人である神木隆之介をイメージして描かれ、モデルも彼としており、キャラクターデザインの段階から神木隆之介に依頼する予定でいたとのこと。
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