「地球さんから貰ったパワー…ラテを守るためよりお手当てに使ってほしいラテ」
「ラテ様、あなたをお守りするためのこの力…あなたの願いのために使わせていただけますか?」
「ワン!」
概要
『ヒーリングっど♥プリキュア』に登場する風鈴アスミ/キュアアースとラテのカップリングである。
アスミにとってラテは「そばにいれば他には何も要らない」、「とても大切な人」という存在。
ただ、これは人間的な意味での愛しさとは異なり、アスミにとってのラテは自己のアイデンティティそのものとなっている。
アスミは地球の意思が生み出した精霊少女であり、見た目こそ人間のようであるがその精神構造は特殊である。
アスミはラテを守るために作られた精霊であるため、ラテはアスミの存在理由の全てである。実際、アスミはラテを大切に思う理由について「そう生まれたから」と明言している。
「ラテのどこが好きのか」とか問う方がナンセンスなのであり、何がどうなろうがラテを「自動的に」好きになるように作られているのが風鈴アスミなのだ。そしてアスミ自身は自分はそういう存在であることを正確に理解して、かつ疑問にも思っていない。
愛情とか好きとかそういう感情を介さずにラテを崇敬するアスミであるが、一方のラテは彼女を人間としてしか見ることができず、それぞれの考えの差異がすれ違いを起こすこともある。
しかし、次第に相互理解がされて本当の意味での「絆」が作られていくようになる。
各話の動向
- 第20話
「自分を守ることよりもプリキュアとして戦って欲しい」というラテの決意が、自身の使命を果たす以外の思考を持たなかったアスミに自立心の萌芽を起こし、プリキュア契約を結んでパートナー同士となる。
- 第21話
アスミはどこにも帰る場所がなく、地球が家とか、路上で寝たりなど、パートナーのラテは第13話のような驚愕の表情を見せる。
のどかの決断でアスミはラテの飼い主として花寺家に一緒住むことになる。そこでのどかから提案でアスミはラテ様からラテと呼び捨てになる。
- 第22話
アスミはラテに外に行こうとうるさく注意するなど、ラビリンから「ちょっとやりすぎラビ。そんなにうるさくしたらラテ様だって嫌ラビ」と逆に注意をされ、ラテから避けられているっと思いメンタルが弱くなってしまう。
ちゆから「好き」の意味を少しずつ理解し、まずはラテの気持ちを考えることを誓う。