ラブとは、
「愛」を意味する英単語LOVEのカタカナ表記である。別表記でラヴとも。
などと説明するまでもないほどポピュラーな英単語であるため、この「ラブ」が用いられた和製英語はめちゃくちゃ多い。
「オフィスラブ」「ボーイズラブ」「ガールズラブ」「ティーンズラブ」
これらはみな和製英語で、英語圏では通じない。
ちなみに愛液を指す「ラブジュース」(Love juice)、精液を指す「ラブバター」(Love butter)などは、英語圏で使用されているスラングなのだが、何故か日本では浸透していない。
また、日本語の「好き」を英語に言い換えると「Like」(一般的に恋愛感情のない「好き」)と「Love」(こっちは愛しているという意味のニュアンスに近い)の二つのニュアンスになるというが、ややこしい事にLoveのニュアンスもまた人それぞれである。pixivユーザーにわかりやすい例えをするならば…「あるキャラクターを愛している」と表現したとする。キャラクターに対する好きの感情の最上級で使っている人もいれば、ガチ恋勢の人だっているわけである。
一般の人にわかりやすい例であれば、家族愛も恋愛も「Love」と表記するものの、意味は全く違うだろう。性欲が絡もうが、絡ままいが、愛してる=Loveなのである。(そもそも家族に性欲を向けている時点で色々とヤバイのだが。)
ハンバーガーショップ「森永ラブ」
かつて森永乳業・森永製菓グループが展開していたファストフードショップチェーン店として「森永ラブ」が存在した(現在は全店舗閉店)。
同時期の乳業メーカー系列のハンバーガーショップには、明治乳業傘下の「明治サンテ・オ・レ」もあり、そちらは千葉県の1店舗のみながら現存する。
テニス用語「ラブ」
「0」の形から、0点を「Le oeuf(フランス語の卵)」と呼んでいたものが訛ってloveになったという説が有力。
鎮痛消炎薬「ラブ」
ロート製薬の製品の1つに「メンソレータムのラブ」があるが、こちらは「刷り込む」を意味する「RUB」に由来し、パッケージにも「RUB」とハッキリ書かれている。
近江兄弟社が販売していた当時より存在し、メンソレータム関連商品の日本ライセンシーがロート製薬へ移管されてからは、1986年頃のCMにおける「痛いときにはラブが効く!湯上がりマッサージはさらに効果的‼」というナレーションで有名になった。
「ラブ」の名前を持つキャラクター
- オシャレ魔女ラブandベリーの主人公の一人。
- ブルーアーカイブの登場人物。→河駒風ラブ
- フレッシュプリキュア!の登場人物。→桃園ラブ
- マッシュル-MASHLE-の登場人物。→ラブ・キュート
- ラブラドール・レトリバーに付けられる名前。
- わんわんパラダイスのヒロイン。海物語のマリンちゃんの従妹。