cv:和氣あず未
概要
謎の人物《C》と行動を共にしている少女の姿をした人格を持った人形。
《身喰らう蛇》の十三工房の1つ、ローゼンベルク工房が造り上げた人形であり、自らがローゼンベルク人形であることを誇りに思っている。その反面抜けた行動をとることも。
ヨルグ・ローゼンベルクの作品だが彼女が動き意志を持つのは工房とは無関係らしい。
武器と思われる大斧のほか謎のカバンを持ってることが確認できるが…?
彼女は、何者かの依頼を受けてヨルグが製作した存在で、さらにそれを「《C》と名乗る人物」に届ける事も依頼されていた。しかし、彼はラピスの製作後すぐにクロスベルを離れる事になっていた為、知己であるスウィンとナーディアにそれを依頼。そして二人と《C》が邂逅した際にその依頼は達成された。
だが、新生帝国解放戦線リーダー《C》がそう名乗ったのは3月なのに対してスウィンとナーディアが依頼を受けたのは2月であり、まるで未来予知としか思えない状況。ラピス関連でまた新たな謎が生まれる事になる。
関連イラスト
関連タグ
falcom 創の軌跡 C(創の軌跡) 新生帝国解放戦線 身喰らう蛇
パテル=マテル…同じくローゼンベルク工房製の人形(人形兵器)
ネタバレ
その正体とは導力ネットワークと霊脈が繋がった事により生まれた電子生命体ともいうべき存在。
導力ネットワークと霊脈の細かい巡りによってありとあらゆる知識が集められ、それによりあらゆる未来演算をも可能とした存在、それが「エリュシオン」である。エリュシオンは、自身のデータベースを管理する為、擬似人格を生み出し、それを自身の管理者とした。
管理者の擬似人格は、エリュシオンを名乗りイアン・グリムウッド弁護士と対話することで人間性が身に付き、イアン弁護士から「ラピス」という名前を付けられる。
本人は人間のサポートをする程度の存在と道筋を決めていたが、今回の一連の事件の黒幕である何者かにエリュシオンが攻撃されて乗っ取られ、それを受けて製作を依頼したヨルグ翁の人形に精神データをダウンロードしラピス・ローゼンベルクとなった。
更に、ラピスはエリュシオンを完全に乗っ取られる前に未来演算で、黒幕がエリュシオンを利用して世界を滅亡させようとしている事を察知。それを阻止する為に上記の措置のほか、その後に現れるだろう「《C》を名乗る者」なら最短ルートで真相にたどり着けると未来演算で判断し、自分で自分の身柄を隠したトランクを届けるように依頼したのである。