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モーフィン・ゴーントの編集履歴

2020-09-12 16:18:34 バージョン

モーフィン・ゴーント

もーふぃんごーんと

モーフィン・ゴーントとは、『ハリー・ポッター』シリーズの登場人物。

概要

サラザール・スリザリンの子孫に当たるゴーント家の最後の3人のうちの1人。マールヴォロ・ゴーントの息子、メローピー・ゴーントの兄。ヴォルデモートことトム・マールヴォロ・リドルの伯父に当たる。


本編開始の時点で既に故人であり、アルバス・ダンブルドアハリー・ポッターが憂の篩で見た彼自身とボブ・オグデンの記憶の中に登場する。


容姿・特徴

髪は埃塗れで、目は小さく外斜視。歯が数本欠けているなど不気味な風貌の持ち主。


先祖であるスリザリンからの遺伝でパーセルマウス(蛇語使い)である。作中ではパーセルタング(蛇語)以外で会話するシーンはなく、父のマールヴォロも彼と会話する際は蛇語を使用している。


活躍

父や妹と共にリトル・ハングルトンの反対側の谷にあるボロ小屋に住んでいた。父と同様に純血主義者でマグル生まれやスクイブを蔑視しており、魔法がうまく扱えなかった妹のメローピーをスクイブ呼ばわりし、父と共に虐待同然の仕打ちを行っていた。


ある日、マグルのトム・リドル・シニア(彼はリトル・ハングルトンの地主の息子だった)を魔法で蕁麻疹にした罪で逮捕され(魔法省が記憶を修正したためトム・リドル・シニアはこの一件について覚えていない)、それ以前にもマグルを魔法で襲った前科があったことから3年間アズカバンに収監された。なお、モーフィンにウィゼンガモット法廷への召喚状を魔法省の役人ボブ・オグデンが届けに来た際、息子を守ろうとしたマールヴォロが彼に暴力を振るったためマールヴォロもモーフィンと一緒に逮捕され、こちらは6か月間アズカバンに収監されている。


モーフィンとマールヴォロが収監されている間に、父と兄の抑圧から解放されたメローピーは愛の妙薬を使ってトム・リドル・シニアと駆け落ちしてしまい(その後1926年12月31日に死亡)、先に出所したマールヴォロも娘の出奔によるショックから衰弱し、モーフィンの出所を待たずに1927年ごろに死亡。そのため、出所したモーフィンは1人で実家に残って暮らしていた。


1943年8月頃、ヴォルデモートの来訪を受ける。モーフィンは彼が自分の甥であることは知らなかったが、かつて自分が襲い、妹が惚れたリドルという名前のマグルに瓜二つな彼の顔を見て「(メローピーが出奔時に持ち出した)スリザリンのロケットをどこへやった?」と詰め寄る。しかし、逆に自分の杖と家宝の指輪を奪われた挙句、記憶を改竄されてリドル一家殺害の濡れ衣を着せられ、逮捕された。


再度収監されたアズカバンでは、父から受け継いだ家宝の指輪を失ったことだけを気にしていたという。収監中にアルバス・ダンブルドアと面会した際に自身の記憶を提供し、ダンブルドアは彼が無実であると推測するも、釈放は間に合わず獄死した。彼の死によってゴーントの家名は断絶した。

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