概要
2013年の大晦日に放送された「笑ってはいけない地球防衛軍」にて、メンバー一行が待機している研修室のロッカーの中から出て来た一匹の宇宙人。
どうやらお腹を空かせているその宇宙人に対し、最初に松本人志がバウムクーヘンを与えようとするが、素早く手を振り払われて拒否されてしまう(直接攻撃は受けていない)。
続いて月亭方正がお菓子を差し出すと、その宇宙人は喜んで受け取った。
彼になついたのだろうか、お互いの人差し指を触れ合わせると宇宙人の指が光るようになり、喜んだ宇宙人は「ホウセイマイフレンド」と片言で語り、ロッカーへと戻って行った。
それからしばらくした後、突如防衛軍の基地に対し宇宙人が宣戦布告を行うが、特殊部隊の活躍によって攻撃は未然に阻止される。
直後、蝶野正洋扮する特殊部隊のリーダーが乱入。1体の宇宙人を捕獲したと語る。
その宇宙人というのが、先程浜田達が研修室で出会った宇宙人であった。
取り調べた結果、防衛軍の中に宇宙人側に情報を漏らした裏切り者がいることが判明。
更に「この宇宙人と心が通じ合った者の指と指が触れあうと宇宙人の指先が光る」らしく、宇宙人の指先が光った人=裏切り者を見つけるために、蝶野は隊員一人一人の指を宇宙人の指に触れさせていく。
当然他の4人では指先が光るはずもなく、最後の1人である方正の指と触れた瞬間、宇宙人の指先が光った。
今回方正は開始直後のバス移動の際、「はじめてのおつかい」に登場する兄弟を2人とも泣かせてしまい、ディレクターとして登場した蝶野に番組の進行を妨害したと見なされて既に一度ビンタを喰らっていた。2回目のビンタを回避せんとばかりに方正は「僕は嫌いですアイツは! 大嫌い! 仲間でもなんでもないんだ!!」と声を荒らげて否定。すると蝶野が宇宙人が何か言っていることに気付き、宇宙人は片言で
「ホウセイ マイ フレンド」
と、つぶやいた。
こうして裏切り者認定された方正はいつものように往生際の悪さを発揮して必死にビンタを回避しようとするが当然無駄な努力であり、蝶野から今回2回目のビンタをお見舞いされる。
その一連の茶番を見ていたほか4人は幾度もアウトを喰らい、尻を叩かれまくったのは言うまでもない。
状況としては、渡してもいない情報を渡したとして、方正はこの宇宙人に売られた形であり、そして何より宇宙人は、捕縛された特殊部隊隊長に対して方正に関する申し開きを一切行っていないため、ある意味シリーズの中でも特にハチャメチャなエピソードであり、方正の抵抗も鬼気迫る物があった。松本は、「マイフレンドと言った割には全く助けるそぶりすら見せないんだな」という旨のコメントをしている。
方正はドロップキック一発位を当てる権利はあったかもしれない状況なわけだが、形はどうあれ目立つことは芸人としてはおいしいとも言えるわけで、しかしながら2度目のビンタはまことに堪えるものだったという…。