概要
元ブラギの司祭だが、教団を追われ各地を放浪。その後レヴィンと知り合い、その活動に共鳴する。彼の指示によりレンスター王子リーフの行方を捜し、既に破門された身でありながらブラギの僧を騙って軍師となる。リフィスに拷問の指導をするなど、いわくのある人物。一人称は「私」「わたくし」「わし」。
外様故かリーフに時折厳しくも現実に即した台詞を浴びせる。「騎士道精神」には批判的であり、またリーフの父キュアンを含めた旧レンスター王国の敵国トラキアに対する対応も、「トラキアの貧しい国情を知ろうともせず、また互いに分かり合い歩み寄ろうともしなかった」と批難している。
もうひとりの軍師ドリアスとは方針の違いからしばしば対立するが、最後は彼に後を託されることになる。