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超神星龍ジークヴルム・ノヴァの編集履歴

2020-09-30 20:31:25 バージョン

超神星龍ジークヴルム・ノヴァ

ちょうしんせいりゅうじーくゔるむのゔぁ

超神星龍ジークヴルム・ノヴァとは、TCG『バトルスピリッツ』に登場するスピリットである

「雷皇龍ジークヴルムを転召させ、紅蓮の星より龍を呼ぶ!超新星龍ジークヴルム・ノヴァLv3!ノーコストで召喚!」


概要

TCG『バトルスピリッツ』に登場するスピリットの一体にしてXレア

初出は第九弾:超星。アニメ主人公のキーカードということもあり、アニメ関連商品での再録も多い。


アニメにおいては、「バトルスピリッツ 少年激破ダン」での馬神弾の最終キースピリット、及び「バトルスピリッツブレイヴ」でヴィオレ魔ゐのキースピリットとして活躍した。


テキスト

コスト(軽減コスト):8(3)/色:赤/系統:星竜・勇傑

維持コア・BP:<1>Lv1 7000 <3>Lv2 10000 <5>Lv3 15000

効果:

【転召:コスト6以上/ボイド】

召喚コスト支払い後、自分のコスト6以上のスピリット1体のコアすべてをボイドに置かなければならない。

Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの召喚時』

カード名に「ジークヴルム」と入っているスピリットで【転召】したとき、自分のライフが5になるように、ボイドからコアを置く。

Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』

BP合計10000まで相手のスピリットを好きなだけ破壊する。

Lv3【激突】『このスピリットのアタック時』

相手は可能ならば必ずブロックする。

シンボル:赤赤


コンセプト:石垣純哉

イラスト:浅川圭司


フレーバーテキスト:頼む!!この世界を、オレ達を救ってくれ!!

解説

バトスピ初の4つの効果を内蔵したスピリットである。


転召の際、コスト6以上の大型スピリットを犠牲にする必要があるが、その分アタック時効果は凄まじい。

その際「ジークヴルム」の名を冠するスピリットを転召の対象に指定していた場合、自分のライフを5まで回復(要するに全快)する、赤としては貴重なライフ回復スピリットである。(赤のライフ回復スピリットは両手の指で数えられるほどしかいなく、大抵プロモカードもしくはXレア。それほど貴重な存在である。)


アタック時はBP10000分のスピリット破壊、Lv3なら更に激突が加わる。ダブルシンボルと激突は相性が悪いと思われがちだが、専用マジック「メテオストーム」によるライフ貫通効果により帳消しにできる。

BP10000分破壊は、デュエルマスターズに置ける地獄万力や、地獄スクラッパーを思い出していただけると分かりやすいだろう。


総じて登場当初は、強力な効果で圧倒的な人気を誇ったスピリットであり、カードパワーのインフレーションで一線を退いた今なお人気の高いスピリット。


リバイバル

煌臨編 第4章:選バレシ者にてXXレアとしてリバイバルされた。


テキスト

スピリット

9(5)/赤/星竜・勇傑

<1>Lv1 12000 <3>Lv2 15000 <5>Lv3 25000

フラッシュ《煌臨:星竜&コスト6以上》『お互いのアタックステップ』

自分の[ソウルコア]をトラッシュに置くことで、対象の自分のスピリットに手札から重ねる。

Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの煌臨時』

自分のトラッシュのコアすべてをこのスピリットに置く。

さらに、カード名に「ヴルム」を含むスピリットに《煌臨》していたとき、自分のライフが5になるように、ボイドからコアを置く。

【煌臨中】Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』

BP合計20000まで相手のスピリットを好きなだけ破壊する。

または、ゲーム中に1回、お互い、手札/手元のカードすべてを破棄する。

シンボル:赤赤


コンセプト:石垣純哉

イラスト:浅川圭司


フレーバーテキスト:

お願い、僕たちを、世界を救って!!


解説

【転召】が《煌臨》になり、コストとBPが上がっている。

煌臨時にはソウルコアを含めた全てのコアが回収可能。

その為必然的にこのスピリットのLvは高くなり、返しのターンでの防御にも使える。

そして、代名詞とも言えるライフ回復効果も勿論続投。

対象が「名称:ジークヴルム」から「ヴルムを含むスピリット」となり非常に緩くなっている。

ただし煌臨条件自体は「星竜&コスト6以上」と厳しめ。

しかし同弾には条件を星竜のみにするネクサス「堕ちる煌星」や、星竜が《煌臨》する際に限り自身のコストを6にする煌星竜コメットヴルム、【Sバースト】を持ちコスト6のブレイヴである煌星銃ヴルムシューター等サポートが充実している。

煌臨編 第2章二収録されているレイニードル(リバイバル)や、雷皇龍ジークヴルム(リバイバル)があれば最序盤から《煌臨》していく事も可能。

ライフ回復効果が無駄になってしまうが、メガデッキ【双黒ノ龍皇】に収録されている「魔界皇龍ダークヴルム・レガリア」と適当なコスト3の赤/紫スピリットがいれば後攻1ターン目からすら煌臨できる。

Lv2.3からの破壊効果は【煌臨中】のみ発揮となったが、破壊できるBPはリバイバル前の倍の20000と、切り札級の大型スピリットすら焼き払える数値となっている。

もう一つの効果は手札・手元のカードを全て破棄する効果。

こちらの手札・手元のカードも無くなってしまうが、相手が握っている防御札を叩き落す事が可能。

ただし、槍煌神機ヴォーダンのような「手札のこのカードは相手の効果を受けない」等の効果を持つカードも存在するため過信は禁物。

煌臨編 第4章では『選ばれし探索者アレックス』という最大の防御バースト持ちも登場しているため、万が一の自身の防御手段は確保しておきたい。

ちなみに「ゲーム中に1回」と表記されているが、実の所は「このスピリットがフィールドに存在している間、自身が一度限り」使える効果である。

その為、別の煌臨元を用意してこのカードをもう一体煌臨すれば2体ともそれぞれ1度ずつ使用できる。

さらに一度フィールドを離れた後、再度煌臨すれば再び使用する事が可能となる。

ただし、既に手札破棄効果を使用したこのカードに《煌臨》した場合

「《煌臨》したスピリットは、煌臨前のスピリットと同じスピリットとして扱う」という裁定のために使うことはできない。

その煌臨条件から基本的は【星竜】での採用となる。


個々の効果はリバイバル前同様に豪快なのだが、全てを活かそうとすると少々使いづらさが目立つ。

まずリバイバル前と違い《煌臨》しなければバニラ同然である。

《煌臨》した後はアタック時効果しか持たないため、自分のアタックステップに《煌臨》させるならば、煌臨元にするスピリット以外にアタックさせた方が良い。

しかし除去を行いたい場合はむしろこちらで先に焼き払いたい物であり、そうなると《煌臨》と若干噛み合いが悪い。

回復を目的とした場合、相手のアタックステップで《煌臨》できるのが理想ではあるが「名称:ヴルムを含むスピリット」が存在する時点で警戒され、煌臨元を除去される可能性も高い。

更にゲーム中1度の破棄効果だが、フィールドには一切触れない。

事前にアタック時効果である程度の除去を狙いたいが、《煌臨》させる必要があるためその間に除去されることもあり、このカード以外の除去カードが大事となる。


総評価としては効果は強いが癖も強く、臨機応変に対応する技量を求められるカードになっている。


X(テン)

メガデッキ【ダブルノヴァX】で登場。


テキスト

スピリット

8(5)/赤/化神・超星・星竜

<1>Lv1 8000 <3>Lv2 13000 <5>Lv3 18000

フラッシュ《煌臨:星竜&コスト6以上》『お互いのアタックステップ』

自分の[ソウルコア]をトラッシュに置くことで、対象の自分のスピリットに手札から重ねる。

Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの煌臨時』

系統:「超星」を持つスピリットに《煌臨》していたとき、自分のライフが5になるように、ボイドからコアを置く。

【超界放:4】Lv2・Lv3『このスピリットのアタック時』

BP合計15000まで相手のスピリットを好きなだけ破壊する。

さらに、自分の赤/紫の創界神ネクサスのコア4個をこのスピリットに置くことで、相手のライフのコア2個までをボイドに置く。

シンボル:赤赤


コンセプト:石垣純哉

イラスト:安達洋介


フレーバーテキスト:

幾千、幾億の星の輝きが集まり、最後の超神星が爆発する!


解説

コスト・BP共にリバイバル版より一回り小さくなったが、煌臨条件はリバイバル版と変わってない。

【煌臨中】効果を持たないため、ビッグバンエナジーの恩恵を大いに受けられる。


ライフ回復効果も続投だが、こちらは「系統:超星」を持つスピリットに限定された。

その為、超星を意識した構築にする必要があるのに注意。一応このスピリットにリバイバル版を煌臨させるという手もある。

超星を持つスピリットは星龍を併せ持つ事も多い為、組み合わせるにあたっての負担は少ない。


アタック時の超界放は合計BP破壊とライフバーン。

上限が15000と高めではあるが、やはりスピリットしか対象にしていない。

またライフバーンに使用するコアは4個と他の化神に比べると重い。

このスピリットがダブルシンボルなので、効果で2点・アタックで2点と非常に攻撃的。

創界神アポローンの神域や、ブレイブ・ネクサスでのシンボル追加等を組み合わせれば1ショ

ットキルも可能。


ライフバーン効果は使用する際に「先に減らす数を宣言するタイプ」であるため、宣言した数を減らせない事態になると創界神からコアを持って来る事ができない点は注意が必要。

これは他の「界放」もほぼ同様である。

「2個まで」なので0個を宣言すればコアを持って来る事は可能。

(ゲームのルールとして「Aすることで、Bする。という効果はどちらか一方でも処理ができないと両方処理できない」というのがあるため)


難点としてはサイズダウン化に伴いBPが下がったため破壊されやすい事、自身は耐性を一切持たない事、超界放に使用するコストが重い事だろう。


しかし、共に収録されたダークヴルムノヴァX等で耐性を付与してやれば途轍もない制圧力を発揮し、一撃でゲームエンドに持って行くことも不可能ではない。






アニメでの活躍

少年撃破ダン

第42話のラストにて灼熱のパンテーラが自身の体を突き破り、それにより内部から取り出された。馬神ダンとパンテーラの熱いバトルの中で彼の中に誕生した、唯一無二のカードであり、それをダンに託すと共にパンテーラは消滅した。


初登場となったダンvsアメリカ大統領ジョージ・トールマン(第43話)では、龍皇ジークフリードから転召し、圧倒的な破壊力で大統領の操るXレア軍団(激神皇カタストロフドラゴン、暴双龍ディラノス、魔龍帝ジークフリードetc)を軒並みなぎ払い、ゲームエンドにまで持ち込んだ。


ダンvs百瀬勇貴(48話)では、勇貴の「翼神機グラン・ウォーデン」に追い詰められるものの、雷皇龍ジークヴルムによる転召でライフを回復させ、延命。

その後、勇貴のキースピリット「終焉の機神ラグナ・ロック」と【激突】で相討ちとなるが、ネクサス「太陽石の神殿」Lv2効果により、ライフ1を犠牲にして回復状態で復活し、勝負を決めた。


ダンvs異界王(50話)では、異界王の幻羅星龍ガイ・アスラの猛攻を前に追い詰められたダンが、マジック「ビッグバンエナジー」によるコスト軽減により、雷皇龍ジークヴルムからの転召を決め、ライフ1からの全回復を決める。

異界王のブロッカースピリットを除去しつつも幻羅星龍ガイ・アスラに破壊されるが、「太陽石の神殿」Lv2効果により復活し、異界王に止めを刺した。


バトルスピリッツブレイヴ

西暦2651年、イギリスのすでに破壊されたバトスピ博物館に、馬神弾のデッキを再現した者として展示されていたものをヴィオレ魔ゐが発見し回収。そこで魔ゐは弾が2010年8月30日から消息不明という記録を発見し、それにより弾が消える、もしくは未来に残ることを悟る。


それ以降、ヴィオレまゐが使用し、あえて自分を追い込みながらマジック「ビッグバンエナジー」により「滅神星龍ダークヴルム・ノヴァ」と共に召喚する【ダブルノヴァ】で魔族たちの混乱を収めた。


第48話では、ヴィオレ魔ゐがダンを止め、最後の決戦に行かせないために彼にバトルを挑み、滅神星龍ダークヴルム・ノヴァと共に降臨。

かつてのキースピリットを目にした弾に「久しぶりだな」と言わせた。

覚悟を決めた弾もまた、キースピリット「光龍騎神サジット・アポロドラゴン」のダブルブレイヴでノヴァをなぎ払い、魔ゐを撃破した。


フレーバーテキスト

放浪者ロロを主人公とする異界見聞録の終章にて登場。

ひずみ(災厄の類)の吸収する代わりに、吸収したひずみが限界に達すると世界を滅ぼすガイ・アスラを生み出す"タマゴ"を管理する星の巫女クシナがその正体であることが明かされる。

ロロは狭間の世界でクシナとのその相棒雷神獣ヌエ(ヌエ吉)と出会い行動を共にする。

クシナがカタストロフドラゴンから攻撃にタマゴを使用した結果、遂にタマゴは限界を迎えガイアスラは復活。それにより赤の世界は滅びることになる。

その後ロロ・クシナ・ヌエは紫→緑の世界とガイアスラから逃げ回ることになり、世界再生の力を秘めたロロをガイアスラから守るため、クシナは遂に覚悟を決めヌエを転召の贄としてジークヴルム・ノヴァへと変化(フレーバーテキストのコメントはその際のヌエがロロに放った台詞)。

最期は周囲の世界諸共ガイアスラと相打ちとなる。



余談

ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』にてリバイバル版が、子供が欲しがる超高額カードという立ち位置で登場した(演出上、オークションでの相場は現実よりも割高となっていた)。

同ドラマはバンダイとコラボしており、そのコラボの一環として登場したと見られる。

なお、日本のドラマにおいてTCGが取り扱われること自体が非常に珍しい。


3話に登場しており、ヒロインの初恋相手である男が、子どもの玩具としては高額のこのカードを購入し息子に渡そうとする流れが描かれている。

だが、メディアで露出の多いその男は実は妻子持ちであることを世間に隠して仕事をしており、秘書のリークを通じてメディアに露見。

かねてより金銭での援助しか父親としての役割を全うしなかったことに不満を持っていた妻は、上記により不倫疑惑を囁かれたことから、離婚を決意し、息子も連れて地元の男性と暮らすことを男に宣言した。

バトスピが大好きだった息子に購入したこのカードを渡そうとするも、「もう好きじゃないから」と一蹴された。

カードを渡す直前の妻の言うように、まさにお金で買える情なんてなかったのだ。

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