「どうかな？わたしは、あなたが望む、メインヒロインに、なれたかな？」
プロフィール
人物像
豊ヶ崎学園に通う高校2年生で、『Blessing software』では、メインヒロイン担当であり、副代表。
目鼻立ちが整っていて、可愛いと綺麗が中途半端に同居した容姿。白いベレー帽とスマホがトレードマーク。
誰にでも気安く応じ、チョロいと感じられることもあるが、せっかく立ったフラグを次々と折っていくなど、流されたり流れなかったりを繰り返す。感情表現が適当で何を考えているのかわからないところがあるが、言いたいことは割とはっきりと言うなど掴みにくいキャラクター性を持つ。
めんどくさがり屋で、暇なときは一人で静かにスマホをいじっている。誰にも気付かれない内にサークル仲間の食事を一人で全員分用意したり、抜け駆けで倫也と二人きりで行動するなど抜群のステルス性能の持ち主。ステルス機能を用いるのは本当に暇なときや、サークル仲間たちへ気を遣うときが多いので、倫也が絡まなければ他の仲間たちから文句を言われることは少ない縁の下の力持ち役→ステルス人心掌握術。
倫也のデリカシーの無い発言や、仲間からの謂れのない追及などはフラットに受け流し、鋭くツッコミを入れて退け、ごく自然に発言の主導権を人から奪ってしまうなど、隙が少なく油断出来ないところがある。
初めは「キャラが死んでいる」と表現されていたが、話が進むたび 「腹黒」や「黒幕」、「怒ると怖い」など本人としてはありがたくない表現が増えている。
最初はオタク知識が乏しく、倫也のオタクネタにドン引きすることもあったが、それを理由にサークル活動を放棄することはなく、むしろゲーム作りへの情熱や『blessing software』への思いやりは話が進むごとに誰よりも大きくなっている。
人間関係
安芸倫也
自分を勝手にギャルゲーのメインヒロインに抜擢し、無理矢理同人サークル『blessing software』へ加入させ、ゲーム作りに巻き込んだ迷惑な同級生(原作では高校二年生からのクラスメイトだが、アニメでは高校一年生からのクラスメイト)。
ちょくちょく暴走する彼を支えているうち、「隣にいるのが嫌じゃなかった」から「隣じゃないと嫌」へと変わっていった。女子的には明らかにダメっぽい倫也の言動にも、内心嬉しく思ったり、ドキッとしていた。
澤村・スペンサー・英梨々
当初は学園二大美少女の一人と名前も覚えてもらえないクラスメイトその二という立場だったが、サークル活動を通じて親友に。彼女がサークルを脱退すると決めたときは考えが理解できず一時絶交してしまうが、二人で合宿にいった際仲直りする。
霞ヶ丘詩羽
一年先輩でサークル仲間の一人。ヒロインとして演技指導をしてもらったことがある。恵の対応が常にフラットなので彼女の毒舌は全く通じないが、恵本人は色々見透かしたような彼女(通称:落としのウタさん)に少し苦手意識がある。
氷堂美智留
サークル仲間の一人。倫也に代わり豊ヶ崎学園の学園祭ステージに美智留の所属するアニソンバンド『icy tail』をエントリーさせたことがある。能天気だが、恵のことを「ステルス地雷女」と呼ぶなどビビることも多い。
波島出海
二年後輩でサークル仲間の一人。高校二年生の夏コミで同人販売を手伝ってからの仲だが、初めはまともに名前を覚えてもらえてなかった。怒ると怖い恵にビビることも多かったが、いつの間にか恵に対してシニカルになっている。
波島伊織
サークル仲間の一人。出海の2歳年上の兄。
「めんどうくさい」「黒幕」「倫也君を裏で操っている」など暴言を吐かれたため(伊織にとっては褒め言葉のつもりらしい)、サークル内では折り合いが悪く、長らく名前もまともに呼んでいなかったが、いつの間にか多少は改善できた模様。
加藤宏美
6歳年上の実姉。恵の呆れる反面教師にして、偉大なる先人。恵が高校二年生の6月に結婚し浜松で暮らしている。
恵より何枚も上手で、相手を巧妙な誘導尋問の罠に嵌めるなど全く嘘が通じない。妹をからかうことを楽しみながらも、妹の恋の悩みに対してなんでも相談に乗ると宣言するなど妹想いでもある。
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