概要
宇宙戦艦ヤマトをリメイクするにあたってヤマトの艦内設備として新たに設定されたもの。
主計科の管轄で、平田一一等宙尉が管理責任者。16万8千光年の航海に必要な食料の生産を一手に担う。
オムシスはOrganic Material Cycle Systemの頭文字から取った略称で、脚本を担当した森田繁によると、略称は「オムレツ」・「おむすび」の語感から後付けしたものだとか。
材料は真田さんの「…知らない方が幸せだと思うよ。」というセリフからアレやコレが原料と思われる事も多いが、実態としては食器の汚れなどのそのままでは利用できない有機物を出航時に持ち込み、途中立ち寄った惑星で入手した動植物と組み合わせることで材料としているようだ。
なおオムシスが不調になると牛乳とパンしか供給できなくなる。
地球上にオムシスが用意できれば地下都市で生活する人類の食糧問題が解決できるかもしれないが、有機物変換・リサイクルに必要な莫大なエネルギーと随時補充する新たな有機物の確保、第1話の波動エンジンの始動に必要な電力を世界中から集めたなどの描写から人類滅亡まで後1年という極限状態の地球で動かすことは出来ないだろう。
ヤマトで可能なのは一度動き出してしまえば無限のエネルギーを供給する波動エンジンがあるおかげでオムシスのような莫大なエネルギーを必要とするシステムを動かせるのだ。