蛇鬼
じゃきもしくはへびおに
複数の作品に登場するキャラクター名。
蛇鬼(鬼滅の刃)
鬼(人食いの生き物)の一体。読みは「へびおに」。
顔及び下肢が蛇のようになった女の鬼。
幼少期の伊黒小芭内の一族の家に住み着き、一族に人を殺して奪った金品を与える代わりに、好物の赤ん坊を生贄として捧げられており、丁重な扱いを受けていた。
小芭内を生贄として気に入り、成長して喰える量が増えるまで座敷牢で生かしていた。
ある日脱走した小芭内を追い、捕らえようとした所を当時の炎柱であった煉獄槇寿郎によって斬られ死亡した。
この際、小芭内とその従姉妹の一人以外の伊黒一族は小芭内の脱走で癇癪を起こした蛇鬼によって皆殺しにされたものの、従姉妹は自身や小芭内の無事を喜ぶでもなく「一族が皆殺しにされたのは小芭内の脱走のせいだ(大意)」と言い放ち、小芭内は勿論の事槇寿郎の心に強烈なトラウマを刻み込んだ。
(本作における鬼と一般人そして鬼殺隊の関係は『鬼殺隊に命を救われた人々は子々孫々何代にもわたって請われればタダ飯と一晩の宿を供する』程に素朴な関係であり、伊黒一族のように『鬼との邪悪極まる共生関係を構築した人間』など想像の外であったであろう事から、この時のショックが後年における妻との死別及び『炎柱の書』によって自身の非才を思い知らされた事による絶望と合わせて槇寿郎がやさぐれてしまう原因の一つになったと見る読者も多い。)
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