お米様抱っこ
おこめさまだっこ
「お米様抱っこ」とはメインイラストのような形で傷病者などを担いで運ぶ方法である。
解説
『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』にて一気に注目されるようになった抱き方。
主人公、三日月・オーガスがアトラ・ミクスタ、クーデリア・藍那・バーンスタインらヒロインたちをこの抱き方で運ぶ様子が、まるで米俵を担いで運んでいるように見える事から、実況スレに於いてお米とお姫様だっこを足してお米様だっこと呼ばれるように。
その後はTwitter上などで徐々にこの呼び方が定着し、極めつけは朝のニュース番組ZIP!内のコーナー「今日のきいワード」で大々的に「お米様抱っこ」が取りあげられ、「この前の鉄オルのアレじゃねーか!!」とネット上が騒然となった。
また、表記揺れがあるため、検索の際には「お米様だっこ」「お米さま抱っこ」などと一字変えて検索するとヒットしやすいだろう。
実際には
この運び方は、介護用語や軍隊用語ではファイヤーマンズ・キャリーと呼ばれ、その名の通り消防士や自衛官などが傷病者や逃げ遅れた人の運搬の為に用いられる。
この抱き方は運ぶ方にとっては楽だが、運ばれる方は腹部が圧迫される。非常時以外はなるべくやらないようにしよう。
余談ながら、プロレス/レスリングの技にもファイヤーマンズ・キャリーがある。日本語においては「飛行機投げ」とも呼ばれる。
狭義には対戦相手を担ぎ上げる状態を指し、ここから叩きつけたり落としたり抑え込んだりなどの技に繋がる。
他の組技格闘技でも同様の技法(柔道の肩車など)がみられ、着衣の形状や有無に関係なく手早く人を持ち上げるのに効率的な動作であると言える。