ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ワム60000の編集履歴

2020-11-02 12:51:41 バージョン

ワム60000

わむろくまん

ワム60000はかつて日本国有鉄道及びJRグループに在籍した有蓋車

概要

1961年から1963年にかけて8580両(ワム60000~ワム68579)が製造された。

運用

国鉄時代

1961年の製造直後から「急行車扱列車」の専属運用に充当され、当時の専属運用車であったワム70000を置き換えた。急行車扱列車の専用車には車体に黄かん色の「急行」表記及び形式の頭に「キ」が追加され「キワム」となった。1965年にこの表記は廃止されその後は他形式と共通の運用となった。

また、工場に常備され配給車として運用された車両は車体に2本の白線が入れられ車体に配給車代用の表記がされた。

1984年2月1日のダイヤ改正でワム70000トラ55000ワラ1などと共に使用停止となり事業用としてJRグループに継承された8両を除き全て廃車となった。

JR

国鉄からJR東日本5両、JR九州3両を継承した、これらは全て検重車の控車として運用され、2001年に南秋田運転所(現:秋田車両センター)所属の3両が廃車となり形式消滅した。

改造

ヤ400形

本形式から17両(ヤ400~ヤ416)が改造により投入された「信号機器輸送用車」で信号設備の維持・補修に用いる機器・消耗品を輸送するための車両で荷役用に0.5tのホイスト、整理棚、書状箱、黒板、床面に機器を固定するための丸環を追設し、車体に「信号機器専用」「連結注意」の表記がされた。

1968年に16両(ヤ400~ヤ415)が改造され、東京北鉄道管理局田端操駅に9両、大阪鉄道管理局安治川口駅に7両配置され、車両ごとに運用経路が特定され、側扉に常備駅・運用表を表示した。1975年に1両(ヤ403)が羽越本線での脱線事故により廃車となったため、翌1976年に1両(ヤ416)を追加改造している。

1987年までに全車が廃車となり形式消滅した。

同形車

名古屋鉄道ワム6000形

詳細はリンク先へ→名古屋鉄道ワム6000形

水島臨海鉄道ワム600形

詳細はリンク先へ→水島臨海鉄道ワム600形

保存車

ワム66172が三笠鉄道村で保存されている。

関連項目

有蓋車

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました